涼介side
あなたの様子を見ながら仕事をしてるとモゾモゾまた動きだしたあなた。
そろそろ起きるかな?
あなた「……せんせ」
あっ、起きたな。
「あなたおはよう」
あなた「ん……」
目をグジグジこすってる笑
「あなたおやつ食べる?」
あなた「……おやつ?」
「そう!今日はクッキーだよ。」
あなた「……食べる」
「じゃあ持ってくるね。」
あなた「……いやっ」
「ん?先生すぐ戻ってくるよ?」
あなた「……んーん」
どうしたんだろう。
「あなた何が嫌なの?」
あなた「……ひとりぃ」
不安定だからかな。
「じゃあ、先生と一緒に取りに行こっか!」
あなた「ん……」
「よし、おいで。」
布団の中から顔だけ出しているあなたに声をかけて抱っこする。
熱も少し下がってきたかな?
抱っこしたまま配膳ワゴンへ行った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。