裕翔side
山ちゃんコト山田先生に明日から知念と一緒に新しい子も担当してとお願いされた。
その子は人見知りが激しいらしい。
名前を聞いたから結構色んな人から話を聞く子で少しびっくりした笑
まぁ、会ってみないと話なんないからね笑
明日楽しみだなー笑笑
あっ、そろそろ皆に夜ご飯を配らないといけない時間だ。
「知念、夜ご飯配らないと。」
侑「あっ、そうだね。でも、涼介に待っててって言われたけどここ離れて大丈夫かな?」
「俺、山ちゃんに言ってくるよ!そこの部屋行ったよね?」
侑「うん、ゆってぃーありがとう」
㌧㌧
「山ちゃんいます?」
涼介「はーい、ちょっと待って今開けるね。」
「あっ、ありがとうございます。」
山ちゃんが誰かを抱っこした状態でドアを開けてくれた。
「その子は?」
涼介「裕翔達が明日から担当するあなただよ。」
あなた「ふぇっ……いやぁ……((泣」
この子か。山ちゃんに抱っこされて顔を埋めて泣いてる。
「ごめんね、びっくりさせちゃったね。」
涼介「全然笑笑どーかした?」
「あっ、俺達これから夜ご飯配らないといけないのでそろそろ行ってきます!」
涼介「あーごめんね、止めちゃってたね笑笑いいよ行ってきて。笑笑」
「はい、じゃああなたちゃんまた明日ね。」
涼介「ほら、あなた?笑笑」
あなた「んーん……グズッ」
涼介「じゃああなたもご飯食べよーね。」
「あっ、俺あなたちゃんの分も持ってきます。」
涼介「あっ、ありがと。俺の机の横に置いといてくれる?笑」
「分かりました。じゃあ行ってきますね。」
あの子があなたちゃんか、結構人見知りだな笑
「知念〜お待たせ!よし行こっか。」
侑「うん。」
夜ご飯が置いてある配膳ワゴンからあなたちゃんの分を取って山ちゃんの机に置いといた。
あなたちゃんはまだ山ちゃんに宥めてる貰ってる。
知念と協力して夜ご飯を配り終えた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。