第16話

16話
572
2020/04/28 01:01
あなたside
次の日、目を覚ますと、眩しい光が、こちらを照らしている。
(なまえ)
あなた
……ん、眩しい……
目を覚ますと、目の前には、廉くんの寝顔があった。
(なまえ)
あなた
……綺麗な寝顔……
私は、廉くんの頭を撫でた。
廉
……ん、
(なまえ)
あなた
あ、ごめん!起こしちゃった?
(なまえ)
あなた
あ、私、出るね!
私がベッドから出ようとすると、廉くんは、私の手首を掴んできた。
(なまえ)
あなた
え、あ、れ、廉くん?
廉
いやや。どこにも行かんといて。
(なまえ)
あなた
……廉くん?
え?寝ぼけてるのかな?
次の途端、廉くんは、力強く私の手首を引っ張ってきた。
(なまえ)
あなた
ひゃ!
そして、廉くんに抱き締められている……
(なまえ)
あなた
ねぇ、廉くん?
廉
少しだけええやろ?
(なまえ)
あなた
…………
いつもと違う廉くんも、新鮮で、なんか可愛い……
(なまえ)
あなた
ねぇ、そろそろいい?
廉
いやや。もっと抱き締めさせてや。
(なまえ)
あなた
廉くん……
なんだろう……
めちゃくちゃ可愛い……
私は、廉くんの頭を撫でた。
(なまえ)
あなた
ヽ(・ω・*)ナデナデ
(なまえ)
あなた
そろそろ、起きよっか?
廉
いやや。もっと2人の時間を味わいたいねん……
(なまえ)
あなた
ダメだよ。もう起きなきゃ。
廉
じゃあ、チューしてや?
(なまえ)
あなた
いや、何言ってるの?カップルじゃあるまいし……
廉
あなたが、チューしてくれねんと、起きられへん。
(なまえ)
あなた
ダメ。
廉
えぇー、なんでや?
(なまえ)
あなた
そう言うのは、彼女にしてもらいなさい?
廉
彼女おらへんし……
(なまえ)
あなた
作ればいいじゃない?
廉
無理や。
(なまえ)
あなた
とにかく、早く起きるよ?
廉
はーい。
私が部屋から出ようとしたら、廉くんに腕を引っ張られた。
(なまえ)
あなた
ひゃ!
振り返ったら……
廉
チュッ
またです。また廉くんにキスされました。
(なまえ)
あなた
もう!廉くん!
廉
だって、キスしてくれへんもん。
(なまえ)
あなた
だからって、キスしていい訳じゃないよ?
廉
ごめんなさい……
(なまえ)
あなた
まぁ、今日は許す。
廉
え、ホンマに?
(なまえ)
あなた
うん。
廉
よかったぁ〜!
(なまえ)
あなた
さ、リビング行こうか?
廉
おん!
私たちは、仲良く、1階のリビングへ行きました!

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