次の日(海那斗side)
廊下を歩いていると
女「あのっ何回かみて!好きだと思ったんです。つきあってください」
女「お試しでもいいので!おねがい!」
女「海那斗(かなと)さんですよね!」
女「え、教えてもらいました!!」
そう、俺の名前を知ってるのは
96とあなただけなんだ
女「誰でもいいじゃないですかぁ。ただのたらし女ですよぉ」
女「そうですよ!歌い手さん達をたらしこんでだから罰を与えたんですよ」
ドンッ(壁ドン)
女「へっ!?急にどしたんですか!?」
女「!?」
女「ちょ、ちょっと待って!なんで!なんで私が!」
女「でもっ!でもっ!」
女「花草さんが!やらなかったら私が危なかったんだよ!」
女は泣き出した
女「わ…わかりグスッましたグスッ」
女「わかグスッりッましたッ」
次回に続く
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。