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2021/06/07

第3話

イチ
イチ
……

生まれた時から、俺は檻の中に閉じ込められていた。
学校の時間だけ外の世界に出してくれた。小さい頃はそれが普通だと思っていた……みんなも同じような扱いを受けてるって思っていた
お母さん
お母さん
■□今日もここに大人しくしておくこと
イチ
はい

俺には、「はい」か「いいえ」しか言葉に出してはいけなかった……他の回答をした場合天罰が下されると母は言い、俺の背中に鬼のタトゥーを少しずつ入れていく…その時に声を少しでも出すと鬼のタトゥーを完成させていくもちろん麻酔なんてなかった
お母さん
お母さん
あぁーあ、■□……鬼のタトゥー完成したから次はどこにタトゥー入れよっか?(*´∀`*)
俺は、痛みで何も聞こえなかった
お母さん
お母さん
おい!聞いてんのか?この化け物が
父さん
父さん
母さんもう行くよ
お母さん
お母さん
わ、分かったわ(萌え声)
いいタイミングだと思う自分がどこかで喜んでいる
お母さん
お母さん
じゃあ
がちゃんガチャ
この部屋は、窓もなく鍵は2重で誰も入って来れない仕組みになっていて、助けなど求められない空間だった……
けど、誰かがきっと助けに来ると理由もなくいっちょまえに待っている自分が憎くてしたかなかった
ゼロ
よっ!
その声と共に俺はひとつの光を見ることになった
イチ
誰だ!
自分でもびっくりするほどの回答が出た
ゼロ
君……イチ
イチ
はぁ?
ゼロ
君のペンネームだよ(*´∀`*)
イチ
僕は、ゼロよろしく
そいつはそう言って、檻を壊して俺に手を出してくれた。
チャンスと思っている自分と、どこか疑っている自分がいた
ゼロ
僕のグループに入らないか?
そう質問する君を俺は断ることが出来なかった
イチ
うん
この後のことは、あまり覚えてないが母が死に父が泣いている姿だけ俺の中での家族の記憶として残されることになった





















これからは、新しい世界を始めることぐらいしか頭になく、家族のことなんてどうでも良い気持ちになった








これからは、ゼロとの長い長い旅が始まることが楽しみで仕方なかった
こんなこと、ゼロには一生言わないつもりだけどな