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第15話

まふまふside


ピロンっ………

LI○Eの着信音で意識が覚醒した
相手もわからないし何と書かれているかもわからない
ここ最近はツイートもせず、動画も出さず、生配信もしていない状態で、
多分それ関連の友達からの心配の声だろう


記憶を取り戻したからか、目が開かなくなってからの対人恐怖症は治ったと思う
ただ、目が開かないままだから、いぶ君とそう君が家に泊まってくれている
2人きりでイチャラブしたいだろうに………

いい友達、持ったなぁ
その時、ピーンポーンとインターフォンの音が一階からうっすらと聞こえて来た
奏
まふくーん?なんかイケメンきたけど………?
真冬
真冬
イケメン……どんな……
夏樹
夏樹
真冬
「イケメン」という単語に違和感を覚えた僕は「イケメン」が誰かを探ろうとそう君に話しかける
でもそれは僕の兄、《夏樹》の声で遮られた
酷く焦ったような声で、思わず「うぇ?」なんて間抜けな声が漏れた
真冬
真冬
夏樹……?
夏樹
夏樹
よかった……最近音沙汰もないしLI○Eにも反応がなかったので……
心配してました……
声の聞こえる方に顔を向けるも
目が閉じたままなので何も見えない
そう君も何も言わず、静かな空間の中、夏樹の荒い息遣いが聞こえた
恐らく走ってきたんだろう。

夏樹
夏樹
真冬……髪の毛長くないですか?
そう言って前髪を退けた夏樹は固く閉じた僕の目を見てひゅっと喉を鳴らした
「え……?」なんて声も後から聞こえてきて、焦っている事が伝わってくる
夏樹は前髪を後ろに優しく抑えて僕の目の周りに優しく触れた
夏樹
夏樹
目……見えないわけじゃなさそうですね……
ストレスで開かなくなった……っていうところか……
ブツブツと呟く声に集中するといかにも医者らしいことを言っていた
さすが名医なんて思い、凄いなぁと感心する
僕の兄、夏樹はお嫁さんもいて、子供もいて、人生成功組に入る
夏樹のお嫁さんの小夜さんには何回かお会いしているし
すごく優しそうな人で夏樹にお似合いだと思った
遥希君と千明ちゃんも礼儀が正しくて本当にいい家族だと思う

そして何より夏樹は大きな病院の院長で「イケメン医師」として雑誌に特集された事があるほどの
名医だった。イケメンで、綺麗なお嫁さんと2人の子供がいて、高収入()
本当に勝ち組だ
夏樹
夏樹
真冬、この目今治るかもしれません
真冬
真冬
え?
夏樹の一声に思わず声が漏れる
肩を揺らし「どうやったら治るんだ?」と首をかしげる
夏樹
夏樹
ちょっと冷たいかもしれないですけど……すみません……
そう言って夏樹は目に冷たい物を塗った
「開いていいっていうまで開いてみようとしないでくださいね」と言われ、開こうともせずに
玄関に置いてあった木の椅子に座って「開いていい」と言われるのを待つ
何故か手を動かしたくなり、右手の人差し指を弄ったりして待つ事数分
夏樹
夏樹
目、開けれますかね?
許可が降りたから目を開けてみようと努力する
力を抜いて瞼を上げる
少し光が目に入って目の前に自分の少し色が抜けた睫毛が見えた
そのまつげはゆっくりと震えながら上に上がっていく
ぼやけていた視界がはっきり見えるようになるまでに約3秒
瞬きを1つする

驚いて声も出ない間に、いぶ君とそう君がリビングからひょこっと顔を出しているのが視界に入った
横を向いたら2人とも僕の目が開いているのに気がついたのか
目を大きく見開いていた。
維譜
維譜
まふ君!?
駆け寄ってきた2人は申し訳なさそうに笑う僕に「よかった」と言ってくれた
優しい声色に視界が滲むも、目を瞬かせて涙を引っ込めた
夏樹
夏樹
治ってよかったです!
真冬
真冬
夏樹、目に塗ったのってなんだったんですか…?
夏樹
夏樹
あぁ……普通の薬ですよ。俺が持っていた薬です。
そう言って夏樹は腰回りのベルトを指差した
ベルトに沢山のポケットが付いていて、少し開いた所から沢山の薬が見える
A○EXみたいだなぁ……と思うと同時にやっぱり凄いなと尊敬する
また平和な日々が戻ってくるのかなと期待をしてしまう自分がいる


窓の奥の空を見上げふっと笑みをこぼした

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作者
作者
皆さま、ただいまです!!
作者
作者
暫く更新してなくて本当にごめんなさい💦
作者
作者
次回についてのアンケートとってもいいですか?()
よければ押してって欲しいです

アンケート

次回の視点
次回はそらるさん視点
36%
次回はまふまふさん視点
21%
次回は夏樹視点
43%
投票数: 47票
作者
作者
すみません、アンケートとって見たかっただけです()
作者
作者
お知らせなのですが、春休みに入ったので沢山更新できるかもしれないです!
作者
作者
ばいばい!!