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第2話

真っ白な記憶、真っ黒な感情
突然暗かった視界が明るくなった
その光がずっと暗闇にいた僕には眩しかった


真冬
真冬
ぅわ、眩し
維譜
維譜
まふくん!起きた!!
維譜
維譜
そーちゃん!ナースコール!
眩しい世界に少し慣れると涙目なマッシュヘアでほわほわしたイケメンがいた
そーちゃん?と呼ばれていて、ナースコールを押している男性もすごくイケメン
奏
すみませーん、患者が起きました…
遠くから聞こえる声は優しいイケボ
初めて見るお兄さん達だが安心する
終わったのか帰ってきたそーちゃんと呼ばれる人物
マッシュヘアのお兄さんのとなりに座った
ちょうどいい
この人たちが誰なのか聞いてみよう
真冬
真冬
あ、あの…
どなたですか?
僕が訊くと、二人のイケメンは目を大きく見開いた
その瞳には、絶望と、焦りが見える
奏
ま、まふく…
看護師
看護師
藍川様が起きたんですか⁉︎
そーちゃんと呼ばれていた人物が喋ると同時に
明るい感じの美人さんが入ってきた
看護師さん?
看護師
看護師
よかったです…
あなたは2ヶ月半眠っていましたので…
我々は心配しておりました…
真冬
真冬
2ヶ月…はん…ですか
真冬
真冬
あの、ところで!
そちらの方々はどなたですか?
僕は看護師さんの後ろにいた五人のことを訊いてみた
?
おい、嘘だろ…まふ
維譜
維譜
そらるさん!!まふくん、僕らのことも忘れてて!!
宇宙
宇宙
なん…で…
まふが…
そらるさんと呼ばれた男性
これまたイケメン
でも知らない人
そらるさんと呼ばれた人物はハッとして僕に質問してきた
宇宙
宇宙
なぁまふ…いや
君、自分の名前言える?
真冬
真冬
言えますよそのくらい!!
自分の名前なんて簡単…
真冬
真冬
…………………
正直言ってわからない
絶対知ってる
思い出さなきゃ…
真冬
真冬
…………………………
宇宙
宇宙
わかんないか…
宇宙
宇宙
ごめんね、こんな質問して
真冬
真冬
あ…いぇ…
少し怖くて語尾が小さくなる
宇宙
宇宙
俺は一ノ瀬宇宙いちのせ そら
真冬
真冬
宇宙…さん?はじめまして
宇宙さんはそう言って切なそうに笑った
維譜
維譜
あ、!僕は維譜いぶ
須川維譜すがわ いぶ!よろしく
奏
僕は加賀里奏  か が り  そう
よろしく!
渉
俺は浦田渉うらたわたる
志麻
志麻
俺は月崎志麻つきさきしま
輝
俺は坂田輝さかたあきら
千良
千良
私は折原千良おりはらせんらです!
真冬
真冬
よろしくお願いします!
あの…僕の名前教えていただけませんか…?
みんなが目を見開いてから切なそうな、悔しそうな表情で
自分も何故だか辛くなって顔が歪んだ
頭に心臓の脈打つ音と同じ、一定のリズムでズキズキと痛みが走る
だんだんとリズムが早くなり、痛みも増していく
真冬
真冬
い''たぃ…
思わず頭を抱え込んだ
宇宙
宇宙
大丈夫、大丈夫だよ
真冬、安心して
宇宙さんが僕の名前を呼んだら
すっと痛みが消えて、
真冬
真冬
藍川…真冬
真冬
真冬
高校一年生…
自分の情報が入ってきて
真冬
真冬
思い出せましたよ!宇宙さん!
ちょっとですけど…
宇宙
宇宙
あぁ…よかった…
ちょっとずつでも思い出していこうな、真冬
気がつくと目の前は影になっていて、宇宙さんに抱きしめられていると気づいた
あったかい、そう感じた
でも宇宙さんは離れて行ってしまった
温もりが感じられなくて怖くなって宇宙さんを見る
すると微笑んでいる宇宙さんの顔
動機がして、顔が熱くて
独り占めしたい、なんて思っちゃって








この感情は何?
僕の記憶が真っ白になったと例えるなら、
この感情は真っ黒って言うのかな





僕は、真冬なんて名前で白そうなイメージがあるけど
中身は真っ黒だ
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作者
作者
はーい、新作ですねー。
一作目終わってないのに新作ですねーw
作者
作者
まぁ、掛け持ちしちゃって更新頻度は高くないと思いますが、
読んでいただけると嬉しいです!
作者
作者
では、ばいばい!