第9話

太宰と中也と美桜
3,818
2019/07/15 05:30
番外編の続きは


また、後日出すのでお楽しみに!


では、本編をどうぞ!
太宰治
太宰治
ねぇ、美桜
私は太宰の家のソファーでポッキーを食べながら

太宰の方へ向いた
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
どうしたの?珍しくどんより顔して
太宰治
太宰治
いや、大したことではないのだよ
だけど、ほんとにギルドへ
潜入するのかって思うとね
私の顔をみながら

不安そうな顔をしてる
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
はぁ、私をなんだと思ってるんだか
私は、ポートマフィア幹部だよ
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
まだ、一ヶ月も先の話で怯えてたら
幹部としてやってけないよ。
別に怖くないし
太宰治
太宰治
少し震えてるよ
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
...っさい!
仕方ないでしょ...
そうゆうと太宰は私をだっこして

椅子に座り膝の上に私を座らせ

後ろから抱き締めてきた
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
太宰、おふざけも大概にしてよね
太宰治
太宰治
これがおふざけにみえるかい?
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
みえるけど
太宰治
太宰治
そう...かい
そういって私を離してくれた
そして、次の日、

太宰がお昼過ぎまで帰らなかった

ので探偵社と川を探したがいなかった

鏡花の異能力が働いた...まさか

私が走って、ポートマフィアの


地下へ向かうと
中原中也
中原中也
こりゃ最高の眺めだ
中原中也
中原中也
百億の名画にも勝るぜ
太宰治
太宰治
最悪。うわっ最悪
中也と太宰が

なんか楽しそうな話をしていた。


(太宰はいやそうだけど)
中原中也
中原中也
良い反応してくれるじゃねぇか
バキボキと音をたてて手を鳴らしながら
中原中也
中原中也
嬉しくてくびり殺したくなる
はぁこの二人が揃うと絶対喧嘩しだす...
太宰治
太宰治
わぁ、黒くてちっちゃな人が
なんかしゃべってる...
中也は眉間にシワを寄せた
太宰治
太宰治
ぷっ...前から疑問だったのだけど
その恥ずかしい帽子、どこで買うの?
中也は地面を蹴って太宰をにらんだ
私、どうしよう...
あそこに乱入したくないのだけど...
中原中也
中原中也
ケッ言ってろよ放浪者。
良い歳こいて未だ自殺がどうとか
言ってんだろどうせ
太宰治
太宰治
うん勿論
...さすがの中也も即答したあと呆れてるし...


中原中也
中原中也
否定する気配位見せろよ...
それから中也の表情は少し怖くなり

真面目そうな顔をし始めた
中原中也
中原中也
だが手前は悲しき虜囚...
泣けるなぁ太宰。いや、
それを通り越して少し怪しいぜ。
でっちの芥川は騙せても俺は騙せねぇ
何しろ俺は手前の元相棒、だからな
何をするつもりだ?
そして、中也は、

嫌がらせをすると言って

手と壁をくっつけてる鎖を壊した
太宰治
太宰治
ねぇ、中也。
美桜にほんとにギルドへ潜入させるの?
中原中也
中原中也
あぁ、だけど
知ってるだろ?美桜は
あぁなったら止まらねぇって
太宰治
太宰治
勿論
中原中也
中原中也
俺はそれを含めて止めれなかったんだよ
やめたほうがいい?...
そんなんでやめてたらポートマフィアに
美桜は入ってねぇよ、なぁ?
後ろを振り向き、中也と目があった


太宰も話してるとき私に目線を

写しながらだったし...


二人には叶わないなぁ
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
そうだね。
入ってないよ...中也
私は階段を下りていった
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
太宰、早くその
ピンで手枷はずしたら?
太宰治
太宰治
へぇ気づいてたんだ
そう言うとパチンっと、指をならし

手枷が外れていった
中原中也
中原中也
いつでも逃げれたってわけか
太宰side
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
太宰、敦くんは船で運ばれてる
鏡花と芥川も一緒。
敦くんならなんとかするだろうし

鏡花ちゃんは、携帯で私を襲った子かなぁ
そして、ばいばーいっと

美桜は去っていくと急に振り返り
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
森さんからの伝言
居場所は見つかったようだねだって
そういって、微笑み

去っていった。
勿論見つかったよ、居心地が良すぎる所。

美桜が去ってからは中也と本の少し喧嘩をして

中也が内股歩きのお嬢様口調で
中原中也
中原中也
二度目はなくってよ!
っと言って

私は笑いを堪えることになったとさ

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