敦くんと芥川くん
来たかな...
って、あいつ...
まぁいいか
呼ばれるまでは隠れてるとしようかな
いや、でもあいつのとこじゃなくてもいいかな
イワン...のとこでもいっとくかな
失敗はするだろうね
あいつみたいなクズなら
そして、こちらに来る...なら
どう対処をしようか
私がそうこう考えていると
私は、トランクの後ろに隠れ、
敦くんと芥川が入ってくのをみて
連絡をした
私は
月の見えない空をみて
微笑んだ
それから、
イワンの合図をみて
私は歩み、
びっくりだよね
敦side
この状況...
太宰さんなら...
そう言うと
美桜さんの顔はこわばり
そう言うと、血の剣で
こちらに撃ってきた...が、
美桜さんは、クズと呼ばれた
ウィルス異能者のひとに向けて
ハイタッチをして、走っていってしまった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!