中也が、黒服の人と通信機でお話ししてるとき
行こうとしたら、私ので引いてきた
主力の芥川、黒蜥蜴、梶井、中也、私が
病室の前にたつ
そこで気づいた。
やっぱり...幻覚を見せる異能力...
細雪...
そう言うと、
賢治くんや国木田さん、与謝野さんなどが消えていき
谷崎さんだけ残った
芥川がそう言うと私の方や
中也、樋口などを見渡しながら
ゆっくりと手をあげた
私は、谷崎さんの前に出て
にっこりと笑いながら
ナイフを首に当てた。
そう言って、私は、
マントをひるがえし、後ろを向いてあるきだした。
谷崎side
美桜さんは
去り際に僕に言った。
「安心してね。」
っと一言だけ。
何を安心するのか
どうしてそんなことを言えるかわからなかったけど
彼女の...美桜さんの言うことだけは
正しく感じる。
そして、美桜さんの去り際の顔と
魔人についていったときの顔
どちらも悲しそうに見えた。
美桜side
私はある建物に向かっている。
それはなぜか?と聞かれれば
何でだと思う?と聞き返すよ
暗闇の中...
私とある人との笑い声が響いた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。