太宰side
私は森さんのもとへ、いき
美桜には盗聴機と発信器を仕掛けた。
だから何かあればすぐに音が
『Qを離して!、君がそんなことを言える立場とでも?、美桜さんは逃げて!僕と関係ないよ!、逃げるわけ...ないでしょ...かっ...はっ......Qは私の大切な仲間だ!放っておけるわけないでしょ!、へぇならさ船での出来事忘れたわけじゃないよね?、えぇもちろん、ならそれを吐けば?楽になれるよ、くっ...はっ...』
......いくら美桜でも血を流しすぎだ。
美桜は異能力のために血を流しすぎても
大丈夫な特訓を昔やっていた。だけど
...さすがに......
私たちはポートマフィアと
協力関係になり、一旦探偵社へと戻った
美桜の作戦はなかなか凝っていたけど
出来ないようなことはなかった...
今日の夜にQを双黒で救出って所以外は...。
国木田くんはそう言いながら
部屋を出て行った。
すると、美桜の仕掛けた盗聴器が反応した
『君の過去の履歴をみたよ、なっ...、君は大犯罪者だね...よくもまぁ軍警?に捕まらずにいるよ...、私の過去?そんなもの私知らない、とぼけるのかい?一つの国を滅ぼした実験道具さん?、あなたに...何がわかる......私もQもこんな異能力好きで手にいれたわけじゃない!』
ざっくりな説明だけど間違ってはない。
ほんとにお姫様で実験道具だった。
ドアの隙間から鏡花ちゃんが覗いていた。
私はQと美桜がいると見られる小屋の前に向かった。
......着いた途端
スポットライトが私に当たり
私に向かって、銃を向けて球を放ってきた
その途中小さいネズミが落ちてきた。
小さいネズミは
私の方へ歩きながらそんなことを吐いた
まぁ、美桜の作戦は、実行するものにとって
無理なものはない。
なのに凝っているところがすごい。
しかも乱歩さんとのコラボなんて
負ける気がしなさすぎるよ
私がそんなことを考えていると
中也は重力操作で次々とと倒していった。
ギルドのジョンが焦ってるなか
異能力を使おうとしたため
肩に触れ無力化したあと
中也の蹴りで森の奥まで飛ばされた。
そうしてるなか、盗聴器が反応した
『ゴホゴホ...流石に血が流れすぎてる...上がうるさい......もしかして太宰と中也?なら早く来てよね...このジャラジャラのせいで座りたくても座れないんだから...Q早く起きて』
私たちは小屋のなかに入り
階段を降りると、天井から宙吊りの美桜と
木に絡まってるQがいた
中也が鎖を切って
私がQの木をナイフで切り取り
私がそう言うと、納得したように
チッと舌打ちしておぶった。
血の量が多ければ多いほど
異能力が強くなる...つまり有利になる
だから、それを利用するだろうけど
私がそれを許すとでも?っと聞くように
美桜を見ると...ニコッと微笑んでいた
美桜は、おぶられてる頭を起き上がらせ
踏み台にして背中と腰を踏み台にして
地面に飛び降りた。
その瞬間、中也の首に変なものを巻かれ
Qがおちて、小屋の屋根に飛ばされた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。