第25話

美桜の過去2
2,219
2019/08/05 03:04
私の回りが赤く染まる...

きれいな赤だな...

まるで血みたいに黒くて赤い...

どんどん染まってく...

私の意識はどんどん闇に落ちて行く...
研究所の人
入れ!ここで、
これから暮らすんだよ
あぁ、国にくる前の小さな私がいる。
研究所の人
異能力...葉桜と魔笛と唱えてみろ
そう言われて刺された。

そのときはなぜ刺されたか

私がなにかしたか...わからなかったけど

唱えてみると血が生き物のように動いた。
私の異能力は

研究所が作り出した人工のもので

実験台...だった。



太宰side
今日は、蛞蝓と国外の任務に来ていた

理由は、ポートマフィアの情報が

国外になぜか漏れたから。

その裏切り者の討伐...
中原中也
中原中也
なんで、手前なんかとやんなきゃならねぇんだよ
太宰治
太宰治
仕方ないでしょ。森さんの命令なんだし
私だってやだよ。
こんなちびっこといたら
私が保護者みたいじゃない
中原中也
中原中也
そんなちっさくねぇだろ!
任務が終わって、少し観光していると
太宰治
太宰治
ねぇ、中也...あれなんだと思う?
私が指を指した先には

血のように赤い竜巻と

血のように赤い雨が降っている

山の頂上だった
中原中也
中原中也
異能力者かぁ?
ってかなんだよ...あれ
太宰治
太宰治
行ってみようか
私と中也が山を登って見た光景は

竜巻がふいていてその中心に1人の少女がいて

竜巻が守っているような光景...

竜巻をよく見ると、血の粒みたいな感じのが集まって吹いていた

そして、雨...いや

血が降っていた。
中原中也
中原中也
なんだよ...これ
太宰治
太宰治
多分ここは...国だったんだよ
ほら、あそこら辺畑だろう?
そして、あそこには骸骨が転がってる。
少し、離れた木の上から

私たちが見ていた
中原中也
中原中也
それにしても、アイツがやったのか?
太宰治
太宰治
そうでしょ
太宰治
太宰治
どうする?
はぁ、っと中也はため息ついてから

中原中也
中原中也
行くぞ
...私は異能力無効化だから

血の雨に触れない...

中也は重力操作で血を避けながら進んでいった
中原中也
中原中也
手前、聞こえるか?
中也はしゃがみながら

うずくまってる少女に話しかけた
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
私のせい...私さえいなければ
太宰治
太宰治
中也彼女は
絶望だよ...絶望で
今、正気を保てていない...
中原中也
中原中也
安心しろよ。手前は悪くねぇよ。
太宰治
太宰治
何いってんの...中也
何も知らないくせにそんなことゆうのはねぇ...

すると少女は泣きながら
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
小鳥遊 美桜(たかなし みおう)
ほんと?
っときいてきた

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