第13話

Present ( 知念侑李 )
247
2019/10/06 05:15
次の日 。




まあ 、なんとか起きて 会社に今着いた 。 めっちゃくちゃギリッギリで !!

パッ と 周りを見渡す 。 社長はいないようだったほんとよかったあ 、 2日連続 新人が社長のお世話になってたら 会社のトップニュース 。



「 よし ! ………… あ 、 どこだけ部署 」





痛恨のミス ! 昨日と今日 いる場所は多分違う 。 真っ直ぐ行って 、曲がってもつかない 。 うわ 、どうしよう 。


キョロキョロと見回しても 、 なんにも手がかりなし 。

ほら 、ショッピングモールとかでさ 、現在地とか かかれたマップあるよね あれ便利 。 この会社 それ 絶対 導入した方がいいよ 。



と 、その時




『 また 、迷子 ? んでまたまた 遅刻 ? 』


「 っ ! しゃ、 社長さん ! 」


『 社長 ってなんか重いから 侑李で 』


「 はい !? 」


『 あ 、名前すら言ってなかったね 、 知念侑李 です 。 もうめんどいから 侑李 でいいよ 。』




社長を 新人が 呼び捨て !? それまた ニュース 。 プラス 大炎上 。


ニコニコしながら言ってる事が 、私にとっては鬼である 。 それより 、道を聞かなければ 仕事が出来ぬ 。


ん 、 仕方ない 。 侑李 教えて !!




その前に 呼び捨てやっぱ無理 。





「 あの …… 、 」


『 ずっと 、真っ直ぐ行ったら 、ちゃんと部署名書いてあるよ 』


「 へ !? 」


『 迷子なんでしょ ? しかも 遅刻 。 報告が昨日も今日も入ってくるのか ~ 』


「 報告って ? 」


『 この会社 特殊で 、 仕事のミスはもちろん 、遅刻も 報告されるんだ 。』


「 な 、なんですと 、」


『 昨日なんて 、秘書がさ 、 新人が遅刻って 何様なんでしょう って笑ってた 』



まずい …… 。


そんなの聞いた事ないぞ 。 もっとはやく教えてよ 。 じゃあ尚更急がなきゃじゃん !!




「 ありがとうございます 社長 ! 」


『 んー 、 お礼は 呼び捨てしてくれたらいい ! 』


「 なんですかそれ 」


『 ほら はーやーく 、 遅刻だよ ? 』


「 ん 、もう 、 侑李 ありがとうございます ! 」


『 ちょっと待って 、 呼び捨てして 敬語は なし 』


「 …… 、 侑李 、ありがと 。 」


『 ん 、じゃあ お仕事頑張れ ! 』




その後 、走り去った 私 。


タメ口使った時 、社長の顔が赤くなったのは気の所為だろうか

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