障害を持つって大変そう。
そう言われたことがあります。
そりゃぁ、大変です。辛いです。心も体も。
それでも、私なんかよりもっともっと辛い思いをしてる人がいる中でこんなちっぽけなことで諦めたりなんか出来ないんです。
頑張って、這いつくばってでも今を生きなきゃ。
将来、何があるかはわかりません。
将来なんてないのかもしれません。
この地球にいる全員が、『明日がある』なんて確信を持って言えません。
それが人生なんです。
未来が分からないのが人生です。
私は、難聴という障がいを持ったこと、良かったと思っています。辛いことも苦しいこともありました。その経験があるからこそ、優しくなれたと思います。
今は原因不明の発作で入院中で怖いです。
ただのストレスか、大きい病気なのか、まだ分かりません。
それでも前向きに頑張って生きます。
今、悩みがあって絶望して、
『死』を考えてしまっている方に言いたいです。
今は幸せじゃないかもしれない。
でも今を耐えたら、素敵な人生が待っているよ。
一生不幸だなんてことないんです。
不幸の数だけ幸せがあります。
逆に言うと、幸せの数だけ挫折があります。
ただの綺麗事だ、なんて思われてもいいです。
私はただの綺麗事に救われたんですもの。
頑張って、生きてみませんか??
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。