すとぷりside
あなたが居なくなってから、もうすぐ4年になる
ずっとずっと探しているけど、やっぱり見つからない
だけど今日は普通にお出かけをする事になった
本当は探したいけど医者に「ストレスが溜まっているので休んでください」って言われちゃったから
だから俺たちは待ち合わせをしてるっぽい女の子に話しかけた
そう言ってその子に背を向けて歩き出す
カフェで過ごしてれば時間も無くなるよね
そんな考えは消え去った
「おーい!モブー!待った?」
後ろから声がする
きっとさっきの子が待っていた子が来たのだろう
でも、その事を考えるより先に体が動いた
だってその声はあなたの声だったから
お辞儀をして俺たちは走った
謝れないじゃん
俺たちは一生辛い思いで生きていかなくちゃダメなの?
蛍side
まさか、すとぷりと会うなんてね
もうビックリ
まだ、少し覚えてたんだよねw
顔は忘れてたけど声で分かったよ
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この作品もこれで終わりです!
明日から新しい作品を頑張ります!
それでは・△・)ノ バイバイ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。