すとぷりside
あなたが屋上から出て行った…
早く追いかけないと…
謝らないと…
でも、体が動いてくれない
ビックリしているのと自分たちが今までしていた事の愚かさに打ちのめされて…
それから15分ぐらい経ってようやくあなたを追いかけに行った…
でも、追いつける訳がなかった
あなたの家に行こうと思ったけどダメ
蛍としてのあなたの家は知らない
よくよく考えると蛍の事は何も知らないな…
聞いても教えてくれなかったし…
とにかく下校時間をすぎて居たので家に帰る事にした
〜シェアハウスにて〜
帰って来たけれど、長い沈黙が続く
その後は各自部屋に行って泣いていた…
そして明日許してくれると信じながら眠りについた
〜学校にて〜
俺たちが「え……」と言ったのには訳がある
その理由は先生の一言
なんで…なんで…
謝れないじゃん…
仲良い…か
蛍…あなたにとっては表面上の付き合いだったから…
何も聞いてない…
あなた……
謝りたいよ…
どこに行ったの?
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今回はここまでです!
それでは・△・)ノ バイバイ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。