ー叶夢sideー
花恋が知らねぇ馬鹿に告白されたらしい。
なんで知ってるっかって?
そりゃねずっとおれはk…いや、
俺の情報源なめんなよ?
まぁ、そんなことは置いておいて
告白されたことを俺は知ってから
相手と話して諦めてもらうことにしたんだけど
イライラしてたから俺は
花恋にキツく当たったんだと思う。
で、今現在↓↓↓
その話はしないで欲しい。
だって、俺は…
そんなに気になるんだ…なら
この際なぁ…俺はお前のことが好きとか
言った方が鈍くて鈍感なやつには
わかると思う。
ー叶夢の部屋ー
久しぶりに花恋を部屋に連れていったかも。
いや…待てよ、今ここで言ったところで
何になる???
いや、だって告白したところで
花恋は絶対OKしない。
だったら、少しづつやってくしかねぇよな
短期戦より、長期戦派だかんな。
よし、ここは一旦誤魔化した方がいいよな
だから、お前に触れて欲しいくないから
ダメなんだよなぁ…俺は。
花恋ことになると頭がいっぱい
こいつ、分からないのかよ。
俺は絶対に言いたくないけど…
変態って…何それ??
本当はお前とs…いや、これ以上は言わない
でも、なにさ
こいつは馬鹿すぎる。
心配とかじゃない
盗られたくなくてやってるだけで
お前の可愛いところとか
誰にも見せたくないし
あーあ…花恋といると調子狂う…/////
そんなこと言うのなんて違反だ/////
俺だけの花恋、
好きになってくれねぇかな。俺の事
別にさ、気まぐれでもいい
手違いでもいい
恋愛感情が入ってる大好きが聞きたい
大好き!って言うのは
本気で好きになったやつに言えよな
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。