第2話

一章気まぐれな殺人鬼
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2022/03/13 03:51
乗客の前世を明かさなければいけないがそれはどうすればいいのだろう?
主人公
前世を明らかにするってもどうすれば…
車掌
乗客の部屋やフロアもそうですし前世を明らかにする乗客の前世の職業は乗客様を見てみればわかります。
確かによく見れば乗客は顔は見えないが服を着ている。この人の前世の職業は…
主人公
何から探偵みたいな服を着てるから探偵?カメラもあるし?
車掌
どうやらそのような職業なのでしょうね…
乗客
乗客
私は探偵なのでしょうか?
車掌
まだ分かりません…しかしこの駅では乗客の前世と関わる名前が駅になるのです。
乗客
乗客
私に身内か…私の死が関わるのが三浦ですか?
主人公
それか貴方か三浦さんとか?
車掌
詳しく調べてみる必要がありますね。
主人公
(なんでこの人酒飲んでるんだろう…仕事中に飲むなんて頭おかしい)
車掌
私は仕事でこれを飲むのが普通ですから。
あと今頭おかしいと思ったでしょ…
主人公
ギクッ‼️さて…とりあえず仮の三浦さん…あなたの前世を明らかにしましょう。
車掌
どこを探索してもらっても構いません。
しかし…私のいる車掌室には入らないでくださいね。
そう言うと何処かへ行ってしまった。
主人公
やっぱり変わってる…
乗客
乗客
私はどうしたらいいでしょうか?
主人公
探索してみましょう!
それにあなたと私以外の乗客が居ない。
どうして?
カーナ(サキュバス)
それはね…対象の前世の乗客以外は眠くなっちゃうの…貴方はなぜ起きてるのかしら…不思議ねーこんな事なかったのに…まあいいわ〜ねえ?お酒飲む?
そう案内された所はBARだった。どうやらバーメイドをしているらしくBARには案の定酒が沢山あった。
カーナ(サキュバス)
何飲む?
乗客
乗客
じゃ…じゃあ…カクテルを…
カーナ(サキュバス)
貴方は?
主人公
いらない…
カーナ(サキュバス)
そう…釣れないわね…ならあなたにどうぞ!
彼女はそう言うと自分の腕を切った。驚いていたが彼女は平気そうに笑っていた。すると彼女の血はカクテルに変化した。
カーナ(サキュバス)
私の血は特殊なの。
飲みたい対象者に言われた血を提供する。
それが私バーメイドのカーナよ。よろしくね!
分からないことがあったらいつでも聞いてきてね。
主人公
そう言われたけど自分の腕を切るなんて…
やっぱり変わってる。
乗客
乗客
僕はそう思いません。美味しかったな…
主人公
(やっぱりこの人も変わってる…)
次に料理長の部屋を見つけて入るが誰もいなかった。
主人公
居ない…これ調理?
皿の上に誰かの生首みたいなものが置いてありゾッとしているとその生首が動き出した。
主人公
えっ…うわああああああああぁぁぁ
グリン(ゾンビ)
ごめんごめん〜驚かせちゃった〜僕は料理長のグリンだよ〜僕の頭頭〜あった!よく無くしちゃって間違えて自分の頭料理しちゃうんだよね〜
主人公
そっそうなんだ…
乗客
乗客
美味しそうですね〜
グリン(ゾンビ)
カーナから聞いてるよ〜止まったんだって駅?なら〜暇になったしストックを作ったら手伝おうかな〜あれ?僕の腕しらない?
主人公
踏んでるよ…
グリン(ゾンビ)
ほんとだ〜
主人公
(やっぱり…変わってる。頼りになるのかな…)
その様子を見ていた車掌は影で笑っていた。
車掌
ふふふ…面白くなりそうですね〜

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