「あらすじ」が「小説の『内容』を簡単にまとめたもの」だとすれば
「キャッチコピー」は「小説の『魅力』を簡単にまとめたもの」と考えてください。
そうですね。
「タイトル」だけでは伝わらない小説の魅力を、短く印象的な文章で作成し、
読者の興味を惹き付ける役割があります。
よくあるキャッチコピーといえば
全米が泣いた!
感動のラストに涙が止まらない……
誰も予測できない衝撃の結末!
小説のキャッチコピーは、文庫本の「帯」に書いてある文章、と考えるとわかりやすいかもしれません。
書店の店頭によくある、書店員さんの手書きのPOP(本のおすすめポイントが書かれた紙)なども参考になりますね。
皆さんも、思わず「帯」や「POP」に惹かれて本を手に取ったことがあるのでは?
小説に限らず、マンガ、映画、ゲーム……
ほかにもいろんな商品やアイドルにまで、世の中にはキャッチコピーがついているものがたくさんあります。
そういったものにも着目して、「こんな言葉が使われてると気になる!」「こう言われると読みたくなっちゃう……」
という「キャッチコピー」に仕えそうなお気に入りのフレーズを見つけてみてください!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。