第9話

⁑ 魔神戦争
308
2024/02/24 10:00

約3000年前程 、天空の島にある七つの神の座を
巡って 、地上の無数の魔神と君王は争いを始めた 。

それが現在まで言い伝えられている " 魔神戦争 " で
ある 。



戦火は至る所で散っていたが 、私達の国 、璃月にも
その火は襲ってきた 。



モラクスをはじめとし 、帰終や留雲真君 、仙人も
璃月を守るために戦った 。

人間と麒麟の半仙である甘雨も 、モラクスと
契約を結んで璃月のために魔神戦争に参加した 。




私はモラクスと契約を結んでいなかった 。

" 契約 " や " 約束 " 、そのような誰かと何かをちぎ
ことを好んでいなかった 。

自由奔放に生きたかった 。





そして何より私は戦闘向きの力を持っていなかった 。

治癒ヒーリング専門の力を持っていたため 、魔神戦争中は
怪我をした者の体を治療する役目を行っていた 。

留雲借風真君
留雲借風真君
一体 、いつまで続くと言うのだ
この戦いは 。
歌塵浪市真君
歌塵浪市真君
数百年は続くであろう 。
岩王帝君
岩王帝君
__ みなにはすまないと思っている 。
帰終
帰終
良いんですよ … 私達の国を守ることが
出来るのであれば … 、

延々と続く戦いに 、さすがの仙人達も疲れ果てて
いた 。

日が経つごとにあの時のような笑顔は段々と
消えてしまった 。


いつも笑顔を絶やさなかった帰終姉さえも 、
只々疲労感を表す表情に変わっていた 。









そんな顔はして欲しくない 。






あなた
 ~ ♫ ~♩♩~
all
っ 、!?
歌塵浪市真君
歌塵浪市真君
あなた 、今はそんな歌って良い
状況じゃ …

歌塵真君に止められるも 、私は歌い続ける 。


皆、最初は呆れ顔を見せていたが 、段々と表情は
柔らかくなっていった 。

それを合図に 、私は歌うのを止めた 。
あなた
私は 、皆の笑顔が大好きなんです 。
あなた
戦いに参加していない私に 、皆の
辛さがどれ程なものなのか到底
分からないし 、同情も出来ません 。
あなた
だけど戦いから離れている間は 、
そんなお顔をして欲しくありません …

私は皆の顔を一瞥いちべつして 、笑みを浮かべる 。




私のお願いを皆がそう簡単に実行出来るなんて
思っていない 。








だけど 、今は無理だったとしても 、








この長い長い戦いが終わった後は 、










また皆で他愛ないお話をして 、沢山笑いたい 。







私は心からそう願った 。




帰終
帰終
あなたありがとう … 、


帰終姉は此方に近づいて 、私の頬を優しく
包み込む 。


帰終
帰終
貴女がそばにいてくれて本当に
良かった … 、

帰終姉は 、他の皆の方を向く 。

帰終
帰終
この戦いが終わったら 、また
留雲真君と仕掛けの術を競い合う !!
そのために私 、頑張る !!
あなた
帰終姉 … !!
留雲借風真君
留雲借風真君
次の仕掛けは 、前回より更に精度を
上げていくとしよう 。
帰終 、次は負けぬぞ 。
帰終
帰終
望むところですね !!
歌塵浪市真君
歌塵浪市真君
… また始まった 。
岩王帝君
岩王帝君
その時は呼んでくれ 。
帰終
帰終
はーい !!









そう言って彼女は 、いつものように可愛らしい笑顔を
見せた 。

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