鶴房「その前に」
鶴房「これきて」
あなた「汐恩くん寒くなるじゃんっ」
鶴房「このパーカ暖かいから着ろって」
鶴房「俺は大丈夫だから、な?」
あなた「汐恩くんどこまで優しいの?」
鶴房「こんぐらいしかしてやれないけどね」
鶴房「ほら、はいっ」
.......
あなた「暖かいこれ!」
鶴房「よかった」
あなた「もう行かないと時間ないねっ(´-﹏-`;)」
鶴房「よしいくか!」
2人で手を繋いだまま出口まで走った......
でも途中で.......
あなた「ぃったぁ!」
鶴房「おい、大丈夫?!」
なんか引っ張られたと思って後ろ見たら
あなたが転んでしまってた
鶴房「動けるか?」
あなた「平気平気っ!」
鶴房「無理すんなよ?」
あなた「大丈夫!大丈夫!行かないと時間がっ!」
あなた「.......っいたいっ!!」
.......
鶴房「大丈夫じゃないじゃん」
ヒョイッ
あなた「えっ汐恩くん歩け......」
鶴房「この状態で何が大丈夫だよ」
鶴房「大人しく俺に抱っこされとけ」
あなた「カァッッッッ////」
鶴房「わかった?」
あなた「はいっ.../// 」
鶴房「あとさ、そんな見ないでくれる?」
あなた「あっ、ごめんっ」
鶴房「そんな顔で見られたらさ」
鶴房「俺我慢できなくなる.......っ」
あなた「( ⸝⸝⸝・_・⸝⸝⸝ )❤︎」
鶴房「いそいで走るからあばれんなよ?w」
あなた「暴れないよ~!」
鶴房「よしいくぞ」
...................
はぁっはぁ
鶴房「間に合った」
あなた「ありがとう汐恩くんっ///」
鶴房「誰かが怪我するからさ」
鶴房「つかれたわーw」
あなた「ッッ.....//」
鶴房「ありがとだけじゃ足りないんだけど、」
鶴房「もちろんなんかしてくれるよね?( -∀-)」
あなた「じゃあこれで許してくれる.......っ?//」
鶴房「なにしてくれ.......」
チュッ///
頑張って汐恩くんのほっぺにキスした
だめっもう恥ずかしい///
あなた「(/..> <..\)///」
鶴房「なにしてくれるんだよっ.......//」
鶴房「なぁ、俺我慢できないよ?」
あなた「だってっ⁄(⁄ ⁄´⁄-⁄`⁄ ⁄)⁄」
鶴房「被って」
パーカーについてるフードを被せられた
鶴房「フフッいいじゃん」
鶴房「それ被っとけば周りからは見えないよ?ニヤ」
肩に手を置いて見つめてくる
あなた「っなにっ///」
鶴房「俺が何しようとしてるかわかんねぇの?」
あなた「.......//」
グィッ
あなた「汐恩くんちかいってば///」
.............
鶴房「こんぐらい近くないとキスはできないよ」
チュッ
あなた「さっきあなたが汐恩くんにしたことじゃんっ///」
鶴房「口にしてもよかったけど?」
あなた「ほっぺでいいもんっ//」
鶴房「俺えらいから(ちゃんと我慢したよ)」
あなた「汐恩くんはいじわるだっ絶対...//」
鶴房「あなたの困ってる顔とか可愛いんだよなぁ〜」
あなた「ッッ´•͈ ·̭ •͈`」
鶴房「ほらその顔」
あなた「ばかうるさいっ//早く行かなきゃみんな待ってる!」
鶴房「でもお前歩けんの?w」
あっそうだった.......
鶴房「仕方ねぇな」
ヒョイッ
鶴房「お願いしますは?」
あなた「お願いしますっ///」
鶴房「フフッ可愛い」
鶴房「行くぞ!」
ほんとはこのまま連れ出したいけど
みんな待ってるから
また我慢するしかない.......な
NEXT⸜❤︎⸝
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。