末吉「...ありがとう。すごく嬉しい」
ってことは...!!
末吉「でも...ごめんなさい」
『え、?』
どういうこと?振られたの??
頭が追いつかない、思考回路が停止してる
『さっき嬉しいって...、理由は何ですか?』
こうなった以上理由を聞くまで納得できない
末吉「確かにあなたちゃんはかわいいし、礼儀正しいし、すごく良い子で僕も好きだよ」
『っっっじゃあどうして』
末吉「でもね、付き合うには歳が離れすぎてる。」
『そんなことっっ!!』
末吉「そんなことあるんだよ」
『え?』
末吉「将来僕のほうがあなたちゃんより先に死ぬと思う」
末吉「そしたらあなたちゃんは1人で生きていくことになる」
『そんなこと、分からないじゃないですか!!』
末吉「いや、分かるんだ。」
末吉「...実は僕...」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。