※少し長めです
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私とちゅにオッパとの出会いはある
ダンススクールだった
私は引っ越してきてそれから
ちゅにオッパがいたダンススクールに入った
最初はちゅにオッパとの接点は何も無かった
ただいつも1人でもくもくと踊っている
そんな人としか思ってなかった
でも、ある日
私は合同練習のあと自主練をしていたら
帰るのがかなり遅れてしまった
🚪🎼.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.¸¸🎶
練習室のドアから少し音がもれていた
その練習室を少し覗いて見ると
そこにはただひとつの照明だけをつけて踊っている
あのいつも1人の人がいた
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
その曲は合同練習でも聞いた事のない曲だった…
しなやかな指先
スムーズに動く体
管理された表情
何をとってもその人のダンスは、
私の心を魅了した…
気がつくとそう言葉をもらしていた
スタスタスタ👟
ガチャ🚪
スタスタスタ👟
そのあともその人は私がいることも気にせず
しばらく踊り続けていた
その瞬間も私は目をはなさずに
ずっと眺めていた
そして、ダンスが終わると
私は無意識に拍手をしていた
私の拍手1つでは足りないくらい
その人のダンスはすごかった
ずっと私は拍手を続けていた
ちゅにオッパは私の3歳年上だった
私とちゅにオッパはそれからとても仲良くなった
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そう、私はちゅにオッパのダンスを見たときから
恋に落ちてたんだ…
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回想まだ続きます!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!