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第16話

あとがき
こんにちは、胡乃羽です。



『優しい君が泣いてくれますように』を読んでくださりありがとうございます。

タイトルの「優しい君」とは、先生から見たひよりちゃんを表しています。気がつきましたか?

それと、読者さんに向けてです。読んでくださった方が、泣いてくれますように。

ひよりちゃんの苦しい思いに共感してくれる、優しい読者さんがいることを願って、この名前にしました。

先に言っておきますが、スクールカウンセラーや担任の先生に相談することは無駄ではありません。物語上、つまりフィクションの世界ですのでそのような話の運びになりました。なにか困ったことがあったら、大人に相談することは大事ですよ!


さて、「スカッと」が今回のコンテストがテーマでしたが、テレビで見たことがあります。視聴者からの投稿をショートドラマにする某番組ですね。

確かにああいった悪を成敗することはとても清々しい気持ちになりますが、大抵はそう上手くいきません。

他人だったら言い負かせばいいのでしょうが、身内や友達とのいざこざはなかなかややこしい問題です。口先で勝ててもそのあとの関係があるわけですからね。

飲み込まなくちゃいけないことがたくさんあります。抱え込みすぎたそれに気づいて寄り添ってくれる、それこそ「先生」のような存在がいるととても心強く、気持ちが浮かばれるのではないのかと思いました。

言い負かすことが正義ではありません。
力づくでやり返すことも正義ではありません。
同じ気持ちを味あわせることも正義ではありません。

私の思う「スカッと」は心に絡まった複雑な糸を解いてあげることです。つまり、ひよりちゃんに溜まったもやもやを解くことが今回の「スカッと」する場面でした。




長くなりましたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

先生の過去や恋人·····ひよりちゃんの妹編を今後書いていこうと思います。一旦完結にして、プリコン終了にそのまま続きを書くか、別タイトルで新しいお話として書いていくかは未定ですが、今後も読んでいただけたら嬉しいです^^*