この人はマイナスイオンを放ってる濵田さん。
私の仕事場では偉い人。
まぁ仕事してたら賢いんやけど普通に喋ったらアホ丸出し。
この人は私の同僚。
いつもこの美顔にどーしたらなるのか気になってる。
それからパソコンに向き合って仕事。
そしたらコーヒーを私のデスクに置いてくれた流星くん。
流星くんと喋ってるといつも入ってくるこの大根。
こやつは私の後輩。
まぁ真面目やけどチャラ男やな。
そうやって顔を近づけてくるから避けた。
流星くんはいつも助けてくれる。
その後は真面目に仕事に向き合った。
この子は私の友達。
めっちゃ可愛い子やねんで。
この子も私と同じ仕事場で働く。
いやそれで終われるもん?
普通なんで?とか聞くやん。
てか流星くんと何の用事約束した?
困ってたら流星くんが私の耳に近づいてきた。
望くんを無視して濵田さんに向かって叫んだ。
それから家に向かって帰る。
寄り道もせずに。
多分…帰ってこんって拗ねてる。
玄関を開けた瞬間抱きついてきた大。
この子はうさぎかなんか?
うさぎ…
うさぎにしか見えへんくなってきた。
分かりやすいように口をむ〜って尖らせてる大。
なんやそんな事で怒ってんのか。
大と一緒に椅子に座っていただきますをした。
大が喜んでんのを見てこっちまで頬が緩む。
顔を赤らめてる大を見てこっちまで赤くなった。
こうやっておちょくってくる時もある。
この時は[うさぎ]じゃなくて[5歳児]に見える。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!