第14話

No.13
174
2019/08/03 14:31
家に帰り、夜ご飯を食べたあと、
自分部屋でゴロゴロしていた。


\ピンポーン/



誰か来たなぁ、と思いながら
ゴロゴロしていると、



ガチャ


部屋の扉が開いた。
リクヲ
リクヲ
あなた!!
あなた
あなた
リクヲ??どうしたの?
リクヲ
リクヲ
これ!
リクヲの手には差し入れが入っていたタッパーがあった。
あなた
あなた
なんで、リクヲが・・・?
リクヲ
リクヲ
はじめ先輩が返しといてって!
あなた
あなた
そーなんだ…
ありがとう。
しばらく、沈黙があり
リクヲ
リクヲ
ところでさぁ、あれ俺らも食べてよかったの?
そう言いながらリクヲはその場に座った。
あなた
あなた
だって、はじめ先輩がそう言ったんでしょ…
リクヲ
リクヲ
まぁねぇ〜
でも、みんなでおいしいって喜んでたよ!
あなた
あなた
そーなんだー
それからしばらくして、リクヲは家に帰った。


✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃✁ ✃ ✁ ✃ ✁

次の日。
朝、学校に登校した時はじめ先輩と目が合った。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
あなたちゃん!!
昨日はありがとう〜
あなた
あなた
はい。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
すごくおいしかった!
あなた
あなた
ほ…ほんとですか?
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
うん!
でね、もし良かったらまた作って来て欲しいなぁって思って・・・
あなた
あなた
も…もちろんです!
あんなので良かったら!
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
ありがとう!!
じゃーね!
そう言って、はじめ先輩は行ってしまった。


それから私は、暇なときがあれば、差し入れを作ってはじめ先輩の所へと持っていった。

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