家に帰り、夜ご飯を食べたあと、
自分部屋でゴロゴロしていた。
\ピンポーン/
誰か来たなぁ、と思いながら
ゴロゴロしていると、
ガチャ
部屋の扉が開いた。
リクヲの手には差し入れが入っていたタッパーがあった。
しばらく、沈黙があり
そう言いながらリクヲはその場に座った。
それからしばらくして、リクヲは家に帰った。
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次の日。
朝、学校に登校した時はじめ先輩と目が合った。
そう言って、はじめ先輩は行ってしまった。
それから私は、暇なときがあれば、差し入れを作ってはじめ先輩の所へと持っていった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!