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第12話

寝言 SHIRAHAN
2,082
2019/07/02 13:40
SHIRAHANside
急がないとやばいな〜と、急いでなんてくれない電車の中で思う。
撮影のため遅くなったとはいえ、さすがに遅すぎる...
スタジオ延長までしたからそうかもしれないけど、待たせすぎた...
電車を降りて駅から出てりょーちゃんと猛ダッシュする
RYO
RYO
しらはん!今何時!
SHIRAHAN
SHIRAHAN
1時前!
深夜の帰路は家の光もなく、街灯だけで街は静かだった。
マンションが見えた時、俺達の部屋は電気がついてて、あなたが起きててくれたのかな?
エレベーターを待ってられなくて、階段を駆け上がった。
KO2)ただいま!
あなた

......

返事がなくて、恐る恐る中に入ると、あなたがソファで寝ていた。
ダイニングにはラップをされてる夜ご飯があって、寝てるあなたの頭の上には洗濯物の山があった。
SHIRAHAN
SHIRAHAN
りょーちゃん、ご飯食べてシャワーしたら洗濯物たたもう
RYO
RYO
そーだね
あなただって仕事で忙しいはずなのに、こんなに家事こなしてたら疲れるに決まってる。
たまには俺達がすべきだ。
りょーちゃんがシャワーしてるうちに俺はあなたに布団をかける。
その場を離れようとした時、あなたに手を掴まれた。
え...、今、寝てるよね...?
俺はあなたの方を振り返る。
あなた

.........

...うん。寝てる。

この手を振りほどくと下手に起こしてしまいそうで、諦めて傍に座る。
SHIRAHAN
SHIRAHAN
あなた〜、何です、この手は?
静かに寝息を立ててるあなたの頭を撫でる。
まだ少し濡れてる髪は、多分髪乾かさずに色々してくれてたんだと思う。
SHIRAHAN
SHIRAHAN
...ありがとうね
魔が差したんだ...と思う。
こんなに愛しい子の寝顔を見て、腕を掴まれて理性を保っていた俺を褒めて欲しいくらいだ。
気づけば俺はあなたにキスをしていた。
あなた

...しらはん...

SHIRAHAN
SHIRAHAN
ぅうえ!?
起こした!っていうか、気づかれた!?
めっちゃ焦ったけど、あなたは起きない...
寝言か?
いや、寝言で俺の名前呼ぶとか、何でこんなに可愛いの、俺の彼女は...
文字通り、頭を抱える俺の腕を掴んでいたあなたの手に力が入る。
SHIRAHAN
SHIRAHAN
...え?
瞬間、俺の目の前にはあなたの顔。
え...、これは...キス?
あなた

しらはんくん、騙されましたね?

SHIRAHAN
SHIRAHAN
え、あなた起きて...?
あなた

(*`艸´)ニシシ

幼い子供のように笑う彼女。かわいい...
いや、そうじゃない。どこから...?
SHIRAHAN
SHIRAHAN
いつから起きてたの!?
あなた

しらはんが布団かけてくれたとこから起きてた

SHIRAHAN
SHIRAHAN
じゃあ全部...
あなた

はい。
堪能させていただきました!

SHIRAHAN
SHIRAHAN
あなた...
あなた

なんでしょう

SHIRAHAN
SHIRAHAN
お仕置き...だね
あなた

へ?

俺はあなたをいわゆるお姫様抱っこで自分の部屋に連行した。
SHIRAHAN
SHIRAHAN
そりゃ、こんなことしてくれてんだから、覚悟はあるでしょ?
あなた

ちょ、待って!
りょーちゃんいるし、ねぇ?

SHIRAHAN
SHIRAHAN
関係ない
あなた

嘘でしょ〜〜!?
りょーちゃ〜〜〜ん!!!

やられっぱなしじゃ嫌だしねw
RYO
RYO
え、今あなたの叫び声が聞こえたよな......
‐次の日‐
RYO
RYO
二人とも、そーいうことする時は2人の時にしてくれん!?
SHIRAHAN
SHIRAHAN
ごめんごめんw
あなた

うぅ...

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