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第12話

花島 涼
花島 涼
ううん……。
カーテンを開けて外をのぞいていると、朝の光で涼が目を覚ましたようだ。それとほぼ同時に、ジリリリリと目覚ましが鳴り始める。
花島 涼
花島 涼
んん?誰……。
少し寝ぼけているようだ。
あなた

おはようございます。私ですよ、さくらです。

花島 涼
花島 涼
ああ、さくらか……おはよう。
あなた

はい。……お着替えになられるのでしたら、出て行きますが。着替えられますか?

花島 涼
花島 涼
ああ、うん。着替える前に顔を洗ってくるよ。
あなた

はい。わかりました。お供します。

花島 涼
花島 涼
ありがとう。……ごめんね、これからずっと守ってくれるんだよね?
あなた

問題ありません。これが私の仕事ですから。

私はにっこり笑うと、あくびをしながら歩いていく涼について行った。
花島 涼
花島 涼
さくら、ずっと椅子に座って待ってたの?
あなた

そうですね。ですが、近くにいたカラスと話をしていましたので、そこまで暇ではありませんでしたよ。

花島 涼
花島 涼
え、か、カラスと?
あなた

妖怪全員がそうとは行きませんが、私はカラス以外にも動物と話をすることができるんです。

花島 涼
花島 涼
へ、へえ……そうなんだ。なんか、さくらってすごいよね。
あなた

生まれつきそうだっただけです。私自身は何もすごくはありません。

少し悲しい気持ちでそう言うと、家族に聞こえないよう小さな声で涼はいった。
花島 涼
花島 涼
そうかな?それをきちんと使いこなせているさくらは、やっぱりすごいと思うよ。
正直、少し嬉しかった。好きな人に褒めてもらえたのだから、当然のことなのだろうけれど。

ばしゃばじゃと涼が顔を洗う。私はそれをただ、横で見つめていた。
花島 涼
花島 涼
着替えてくるから、リビングで待ってて。
あなた

はい。わかりました。

涼が部屋に戻っていくのを見届けた後、私はリビングに向かった。ほんとうはほんの少しでも離れては行けないのだろうが、近くに妖怪がいないのは気配でわかるし、問題はないだろう。

リビングに向かうと、そこには涼の両親がした。
あなた

おはようございます。

聞こえないとはわかっていても、にっこりと笑いながら挨拶をする。
恵子
恵子
あら?水の音がしたわね。涼、起きたのかしら?
聡
いつもこのくらいには起きてくるだろう。
恵子
恵子
そうね。
そこには、仲の良い夫婦がいた。私の母が生きていた頃は、私の家もこんな感じだったのだろうか。
私の母は、遠い昔、生き残っていた陰陽師に殺されてしまったらしい。まあ、ほとんど覚えていない人だ。大して悲しくはなかった。
花島 涼
花島 涼
おはよー。
着替えを済ませてきた涼がリビングに入ってきた。
恵子
恵子
おはよう。早く朝ご飯食べちゃいなさい。
聡
おはよう。
花島 涼
花島 涼
はーい。じゃあ、いただきまーす。