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第11話

おやすみなさい
涼がお風呂に入っている間、二人は静かな声で雑談をしていた。誰もお風呂場に近づくことはなく、二人もゆっくり話をすることができた。そして、お風呂を上がった涼と、術で体をきれいにした私は、涼の部屋に入っていった。
花島 涼
花島 涼
ここが俺の部屋だよ。
あなた

……この部屋では普通に話しても皆さんには聞こえませんか?

花島 涼
花島 涼
うーん、リビングとは一番離れてるから多分大丈夫?
あなた

では、少し声量を抑えて話しましょうか。

花島 涼
花島 涼
うん。そうしよう。念のためにね。
花島 涼
花島 涼
今日は大変な1日だったなあ……。
あなた

涼さんには負担をかけてしまいました。申し訳ありません。

花島 涼
花島 涼
ああ、ごめんね。君に謝らせたいわけじゃないんだ。ただ、驚いたなって。
あなた

そうですね。私自身も、少々びっくりしています。

花島 涼
花島 涼
何事にも動じなさそうなのにね……。
あなた

失礼ですよ。

花島 涼
花島 涼
すんません。
あなた

構いません。それより、宿題はなさらないのですか?

花島 涼
花島 涼
……そうだね。やらなくちゃ。でも、今日はいいや。明日までのものはないし……今日は疲れたから。
あなた

そうですか。では、今日はおやすみですね。

あなた

たまにはいいと思いますよ。

涼はふわあと大きな声であくびをした。
花島 涼
花島 涼
ねむ……。
あなた

もう眠られますか?

花島 涼
花島 涼
うん、もう10時だし……そうしようかな。
あなた

では、おやすみなさいませ。

花島 涼
花島 涼
……え、ちょっと待って。
あなた

はい?

花島 涼
花島 涼
さくらは?さくらは寝ないの?
あなた

私たちは睡眠を必要としませんから。

花島 涼
花島 涼
え、寝ないの?
あなた

寝れないこともありませんが……寝ている間に襲われたら大変でしょう?

あなた

私たちはよっぽど安心できる相手がいる時しか睡眠を取りません。と言っても、とらない人がほとんどですが。

あなた

眠るのが趣味の妖怪もいると聞いたことがありますね。

花島 涼
花島 涼
え、じゃあ一緒に寝ようよ。
あなた

なにを言っているんですか?私が寝ている間に襲われたらどうするんですか?

花島 涼
花島 涼
え、妖怪に?
花島 涼
花島 涼
俺、狙われてるの?
あなた

(あ、そういえば……刺客が来ていることは内緒にしてたんだっけ。)

あなた

すみません。まだ狙われていませんでしたね。

花島 涼
花島 涼
ま、まだ?
あなた

もしなにも知らない妖怪にばれれば……
狙われることもあると思っていてください。

あなた

(安心して過ごしてほしいけど、ある程度は自分でも警戒してもらわないとね。)

花島 涼
花島 涼
そっか……うん、分かったよ。
あなた

……大丈夫ですか?

花島 涼
花島 涼
うん、大丈夫。
花島 涼
花島 涼
ありがとう。
花島 涼
花島 涼
じゃあ、寝るね。
あなた

はい。おやすみなさいませ。

花島 涼
花島 涼
……ねえ。まさかずっとそこに立ってるつもり?
あなた

はい。そうですが?

花島 涼
花島 涼
うーん、俺のベット、一緒に入る?
あなた

いえ、遠慮しておきます。

花島 涼
花島 涼
うーん、即答かあ……
あなた

(そんなの恥ずかしすぎてむりっ。)

あなた

その代わり、椅子を使わせていただいていいですか?

花島 涼
花島 涼
うん、もちろん使ってよ。
花島 涼
花島 涼
じゃあ、電気消すね。おやすみー。
あなた

はい。