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第34話

デートの行き先ニ
花島 涼
花島 涼
さて、どこに行こうか。
あなた

(ここで最初に戻るのね……。さっきの電話はなんだったのかしら)

花島 涼
花島 涼
よし。じゃあ、じゃんけんで負けた方が決めよう。
あなた

いや、もうそれ罰ゲームじゃない。

花島 涼
花島 涼
まあ、いいだろ。行くぞ。じゃんけーん。
花島 涼
花島 涼
ぽん。
花島 涼
花島 涼
(ぐー✊)
あなた

(チョキ✌️)

あなた

あ、やばっ。負けた……。

花島 涼
花島 涼
どこに行きたいか決めてくれ。
あなた

(じゃんけんで決められるなら最初からそうしてるけどね……)

あなた

(どどどどどうしよう。私の行きたいところでいいんだよね。行きたいところ……行きたいところ……。あ、あそこなら行ってみたいかも。何度か行ったことはあるけれど他の人には見えていなかったから何も買わなかったし)

あなた

ショッピングモールでも行きませんか……。

花島 涼
花島 涼
ああ、それもいいな。
花島 涼
花島 涼
近くに少し小さめなところだけれどあったはずだ。歩いて行ける距離だし、ここからなら近いからそこに行こうか。
あなた

やっと決まった……。結構時間が無駄になったわね……。

 ショッピングモールに向けて歩き出す。私も道は知っていたが先導してくれたのは涼だった。それに道路側に立って歩いてくれている。
あなた

(涼と結ばれたらこんな感じなのかな……。って、いけないいけない。何を考えているの、私。……でも、少しくらいならいいよね。いつも気を張ってばかりで好きだという自覚はあるのに恋愛ぽいことあんまりしてないし、考えることも少なかった。ちょっとくらい、許されるよね)

 少し早いスピードの物体が近づいてくる気配を感じたり顔を上げると自転車が2台近づいてきていた。のっている2人は話に夢中になっているのかあまり前を見ていない。
あなた

涼、ちょっとこっ

花島 涼
花島 涼
さくら。後ろに。
庇われなければならないほど弱い存在でもないのはわかっているはずなのに涼は私を庇ってくれた。自転車2台が通り過ぎるその瞬間まで、私を後ろに隠して。
あなた

(あー、だめ。こういう優しいところがたまらないのよね……)

花島 涼
花島 涼
前もちゃんとみないで……危ない運転をする奴らだな。
花島 涼
花島 涼
ん、どうした、さくら。
あなた

ううん。……ありがとう、涼。

涼はきっと私を妖怪としてではなく1人の女の子として、さくらとしてみてくれているのだろう。
あなた

でも、危ないから前には出ないでね。私だって涼を守れるんだから。

できれば次は私にも守らせてね。