第34話

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2020/08/03 04:51


















      それからまたグクに腕を引っ張られて、広い廊下を渡って突き当りを右に曲がると”37”と書かれたドアの前で足を止めた



























      カードで鍵を開けると私を部屋の中に押し入れた




























Yura
Yura
グク?
Jungkook
Jungkook
ユラちゃんはほんとバカだね
Yura
Yura
え?
















      気付いたら私は背後にあったソファに押し倒されていた




























Yura
Yura
何?、痛いんだけど…














      両手首が抑えられていて振り払おうにも、男の人の力には適わない




























Jungkook
Jungkook
駄目でしょ?あんなの貰うなんて
Jungkook
Jungkook
彼氏いるんでしょ?
Yura
Yura
Yura
Yura
後で捨てるよ、
Jungkook
Jungkook
もう手遅れだよ
Yura
Yura
何でよ、
Jungkook
Jungkook
あの人に目をつけられたらお終いだから
Yura
Yura
何それ、優しそうなのに













      ジミンさんのあの笑顔の裏に何かあるなんて …





























Jungkook
Jungkook
ほんとバカだ .













      呆れたようにそう言うと、グクの顔が近づいてくる




























































     私はなぜか拒まなかった













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