家に着いたのは、10時半
あの後、グクと別れてこっそりとあの店を抜け出した
テヒョンは当たり前のように家にはいなかった
大きな欠伸と目の痒さで、自分は眠いのだと確信した
早くシャワー浴びて寝よう
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今日はこの後の指名もなく珍しく日が変わる前に終わった
中に入ると、酒の匂いがした
周りを見渡すと、机の上の紙切れを見つけた
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まさか、店に入ったのか?
でも何で?ジミンに言われたから?
もしバレてたら...
それに、あの店にはグクがいる
グクは危険だ
あいつは、ユラのことが好きだから。
だから、俺のことを言っているのかもしれない
いや 、 考えすぎか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。