第3話

憧れの存在 〜Ⅱ〜
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2019/06/13 12:27
ただいま!
おぉ、おかえ…
…えっ!?
…ん?

何かあった…?
…えっ!!?

ニノが女の子連れて
帰ってきた!!
あ、ただいま、リーダー!
いや、えっ…?

どういうこと……?
この子さ、足とか
色々と怪我してるみたいだから
連れてきたんだよ。
救急箱って
どこにあったっけ?
そういうことか。

俺場所分かるから
取ってくるよ。
サンキュー!

…じゃあ、
ソファに移動しよっか。
…うん。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
取ってきたよ。
ありがと。

あ、リーダー、
何か飲み物持ってきて。
この子
さっきまで泣いてたから、
喉乾いてると
思うからさ。
分かった。
隣にいる男性と話しながら、さっき助けてけれた男性は、丁寧に手当してくれた。
ポカリ持ってきたよ。
あ、ありがとうございます…
貰ったポカリを飲んだら、やっと落ち着くことが出来た。少し周りを見渡すと、ここがリビングのような場所だと分かった。白色で大きめのソファにはたくさんの模様が描かれたクッションが5個置いてあった。そのソファの上で、心配そうに私のことを見ている3人の男性はとてもカッコよくて、ドキッとした。でもなぜか、どこかで見たことがあるような気がした。
あ、あの…
どうしたの…?
…どうして私の事、
助けてくれたんですか?
だって、目の前で
足とか腕とか怪我してて、
泣いてる子がいたら…

助けないわけないじゃん!
あ、ありがとうございます…!
でもさ、なんで泣いてたの?
えっと…

目が覚めたらなぜか
草むらの上で寝てて…
…何があったのかとか、

ここがどこなのか…

そして、私の家族や
学校とか、友達のこととか…

…自分の名前すらも、

何も覚えてなくて…泣
…えっ!?
…つまり、記憶喪失みたいな
ことになってるってこと…?
……そうみたいです。
え!?

マジで!?
…本当に?

本当に何にも覚えてないの…?
…はい(泣)
(………そっか。

何にも覚えてないってことは…

私が今日帰っていい場所は
どこにもないんだ…泣)
あのさ、提案なんだけど…
この家って、
使ってない部屋が
1つあったじゃん?

あの部屋に置いてる
荷物とか片付けてさ、
この子を住まわせて
あげるってのは
どうかな…?
もちろんあとの二人に
OK貰ってからだけど…
俺はいいと思うよ!
俺もいいと思う!
で、でも…
もう暗いし、
女の子が1人で
外で歩いてたら
危ないよ。
今は記憶戻るまで、
落ち着ける場所に
居なきゃダメだよ。
大丈夫!
俺らが守ってあげるから。
本当にいいんですか…?
もちろん!
……!

ありがとうございますっ!
とりあえず
あとの2人が
帰ってくるの待とっか。

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