あなたside
話してから思い出した
この人たちは、不良イケメングループだと←
心を読まれてた
あんなの同情だと思ってた
でも、今の渡辺さんの目は、
真っ直ぐに見えた
そう言って屋上を後にした
これからなんかいいこと起こりそう←
次の日
私はいつものように学校へ向かっていると、
私と行くとか、渡辺さん壊れた?←
ほーら渡辺さん。
周りの女子たちが騒いでますけど
めんどくさ←
校門めっちゃ人いるし
邪魔すぎ←
すると渡辺さんが校門に着いた時に、
大声で怒鳴った
彼女ってなんですか?
芽衣でしょ!!
私なんか釣り合うわけないのに。
ってか、ちゃこちゃこってなんですか?←
ごちゃごちゃの間違いじゃないですか?
邪魔だったのは、わかってたんだ
集めてるのは、渡辺さんですけど←
私は、渡辺さんに手を握られ、
教室へと連行されました←
待ってるってことは、
サボれよってことですよね?←
よし、一限からサボるか!!←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。