第4話

episode3
5,091
2019/03/10 09:08
あなた「早く会いたいなぁ」
流「そうやね♡」


2018年


わたしは、東京に来ていた。





流星たちが、関ジュニ通信の収録があるらしくて


わたしは出ないけど、


流星が飛貴と藤井くんに会うって言うから

付いて来ました←

あと、もう一つ、




かつて、一緒に活動していた方々に、

ちょっと会いに行きます。

大「あなた、ほんまに会うん?」
あなた「…うん」
大「無理って思ったら、スタジオおるから。来てな?」
あなた「大丈夫。そんな長いことおるつもりないから。じゃあ、行ってくる!」


_____________________________________________

あ、あったあった。



…よし、



コンコンっ、






?「はーい」

ん、この声は…

ガチャっ


玄「わぁ!あなただ!!」
あなた「久しぶり!玄樹くんっ!」
優「え!あなた!?」
海「あなただー!!あははっ!」




デビュー決まったからね。



一応、挨拶に、


あなた「…デビュー、おめでとう!」
廉「っ…」
あなた「そんな顔せんといてよ。わたしのことは、気にせんでいいから。自分で決めた道やし。」


…自分で言っといて、


何辛くなってんねやろ。



ちゃんと、笑顔で祝わなあかんよね



あなた「えっと、、紫耀、廉、ほんまにすごいな。数年前まで一緒のステージで踊ってたのに。」
紫「今だって、一緒にいるはずだった…」
あなた「そうかなぁ」
廉「俺はっ…あなたと一緒n「廉、ダメ。」




だって、


あの子がおるから…


ガチャ



あ、噂をすれば…




?「あれぇっ、あなたちゃんだぁ♡」
あなた「お久しぶりです。小林さん、」


小林さん、



東京Jr.の紅一点、小林愛奈。


わたしの一個上。


後輩やねんけど、
なんか敬語要求されたから敬語です←




わたしが関西で活動するってなった後、


急に現れて、Mr.KINGにはいって、まぁ、デビュー。


愛「あなたちゃんぜーんぜん見ないから辞めたのかと思ってたぁ♡」
あなた「ははは、、」



わたしの仕事は、

この子に全て奪われた。



わたしが出ていたCMも、

決まっていたドラマや映画も。




全て、奪われた。



別に、この子のせいやないし、恨むとかはない。

でも、


なんか…ある気がすんねんな。この子。





だって、いろいろ知りすぎてるんやもん。

愛「ファンレターもぉ、全然来ないでしょ?かわいそぉ♡ 愛奈なんてぇ、読みきれないくらいくるのにぃ〜」

ほら、まただ。
あなた「なんで知ってるんですか? …なんで、わたしのことそんなに知ってるんですか?」
愛「さぁね♡ まぁ、仕事来るようにいろいろ頑張ってねぇ♡ 歌もダンスも顔もダメダメなんだからぁ〜 あ、顔はどうにもならないかぁ笑笑」


…なんなんこいつ、←




あなたよりは歌もダンスも上手いと思いますけどね


顔は、知らん、
まあ、ほっとこ
 愛「またね♡ 売れない西の紅一点さん♡」




っ…



廉「おい、お前っ!」




え、廉…?
廉「お前、さっきから言いすぎやで。それと、あなた、お前の先輩やからな?失礼すぎ。ちゃんとしろや」
愛「っ…」
あなた「廉、ありがと… でも、ちょっとキツすぎやで?メンバーなんやから。仲良くな?」
廉「あなた、、 なぁ、ちょっと話さへん?」
あなた「ええよ? 外行こか。」


私たちは、楽屋を出た。

廉と2人で話すなんて、いつぶりやろ。


何、話すんかな…





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