第59話

episode58
1,933
2020/11/01 14:25

涼「えっ、あなた、大丈夫?」

部屋から出てきたあなたは、

目を腫らして、


顔はなんだか、

やつれてしまったように見えた。



あなた「…っ、」


あなたは頬に大粒の涙を流し、


俺にぎゅっと抱きついた。






涼「どうした?」
あなた「グズッ、、自分が、グズッ、ヒック、嫌すぎる…グズッ、ほんとの気持ち、グズッ、、隠して、…無理矢理、前進もうと、ヒック、して、っ…だけど、隠せてなくて、」
涼「うん…」
あなた「バレてた…グズッ、、あと、グズッ、やっぱりわたし、もうちょっとだけ…関西、グズッ、関西で、…また、流星たちと…できる、可能性、信じたい…グズッ、、佑吏たちが、背中、押してくれて、グズッ、だから、…」
涼「そっか。いい仲間だね。3人。よかったじゃん。ほんとの気持ち気づけて。」


あなた「うん…グズッ、HiHiのことも、もう少し、頑張ってからでもいいかな、?」


涼「いいにきまってるじゃん。」


あなた「ごめんな…ありがとう、グズッ、、わたし、なんか、最低やな、」


涼「なんでよ笑笑」


あなた「HiHiのみんなに、わたしなんかの気持ち待ってもらって、…それに、一緒に頑張ろって言ってた仲間のこと、なんか、裏切るみたいなことして、グズッ、、最低やん、」


ガチャ…




涼「あ、」
佑「…最低やないって、」
楽「俺らなんも思ってないで?」
陸「あなたのこと1番応援してるから!」
涼「あなた、ほら、」


あなたは、ゆっくり振り向き、

3人を見て、


小さな声で、


本当にありがとう、


と言った。




佑「じゃあ、そろそろ行くわ。」
あなた「またね…」
陸「ばいばい!」



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夜公演が終わり、


わたしはホテルに戻った。

…泣きすぎて頭痛い。








あなた「ねよ、」


シャワー浴びてきたし、

歯磨きしたあとなんも食べてないし、


いいやんな。


服を着替え、

わたしはベッドに寝転び、布団をかぶった。



頭、がんがんする、


…はよねよ、





わたしはゆっくり目を閉じた。
けど、

眠いのに、なんか寝れんくて、


なんも考えてないのに、



涙が出てきて。






何に、こんなに追い詰められてるのかが、

よくわからなくて。





わたしがするべきことなんて、

わかりきってるんだから。




悩むことなんて何もないのに。     









p.s.

下書きがえげつないほど溜まってるので

ばしばし投稿していくかもしれませんしないかもだけど

ほんとに気分屋ですごめんなさい、

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