第3話

episode2
5,530
2019/03/05 10:44

大「…やっぱ4人って、ちょっと寂しいな」
康「暗い顔せんとこ?」



紫耀と廉がいなくなってから、


はじめてのスタジオでの収録。





なんとなく、


わたしたちはまだ誰もいないスタジオに入って




いろいろ、話をしていた。




流「…」
あなた「そうやな…」

あなた「今日、竜之輔おるやんな?」
大「おるおる。」
あなた「もう、来てるやろうから、行ってくるわ」


これ以上、


ここおったら泣きそうやし。




あなた「あ、文一くん、末澤くん、おはようございます!!竜之輔も。おはよっ」
文誠竜「おはよ~」


龍「俺は!?」




龍太くん笑笑



あなた「おはよーございます、りゅーたくんっ笑」



龍「なんか適当ちゃう!?」



竜「4人おらんからびっくりしたわ笑」
あなた「ごめん笑 スタジオでしゃべっててん。」
龍「え、無視!?」



あなた「何この被り物…笑笑」





机の上には犬の被り物←


被り物といえば…



あなた「りゅーたくんか。笑」
龍「何笑ってんねん!先輩やで自分!?」
あなた「ごめんなさい笑」
龍「もー…てゆうか、なんでこんなん被らなあかんねん、」
あなた「かわいいからいいじゃないですか笑」


てゆうかどんな内容よ笑笑


台本、台本…







あなた「あれ?」
誠「どうしたん?」
あなた「わたしの台本がない…」
龍「え、そこちゃうん?」
あなた「え、?あ、…いや、ないです、」


なんとなく、



嫌な予感がして、


わたしは衣装が用意されている部屋を見に行った。







あなた「ないっ…」
流「あなた…?どうしたん?」


あ、流星…
あなた「台本と、衣装がないねん…」
流「え?」


こんなこと、

いままで一度もなかった。




流「スタッフさんに聞いてみよ?」
あなた「そうやね…」

部屋を出ようとした、


その時だった。




ス「あ、あなたちゃん!」
あなた「あ、スタッフさんっ、あのっ…」
ス「あなたちゃん、今日から、レギュラーメンバー変わることになったから、帰っていいで。ごめんな、今日の朝、ジャニーズさん側から言われて、急遽決まって。連絡入れ損ねた。」


え…どういうこと…?

流「僕は…」
ス「大西くんはレギュラー。西畑くんと向井くんも。」


え、

何、わたしだけ外されたの?

ジャニーさんに背いたから?




いや、ジュリーさんかもやけど。


わたし、多分好かれてないし。



それ以降、


わたしの仕事は激減した。






焼け野原の中で

わたしは…






事務所にほされた。






東京に行かなかったのが、

間違いだったの…?




そんなことない。




たとえ、仕事が減っても、


関ジュのみんなといれるから。




それに、


頑張り続けたら、


いつか報われる。



だから、これでいい。

わたしがもっと頑張ればいい。ただそれだけ。



そう、


信じていた。




プリ小説オーディオドラマ