第46話

episode45
2,186
2020/08/20 14:13

お昼休憩、


わたしは胸の内をHiHi Jetsのみんなに話した。

あなた「…どうおもう、?」
瑞「近道なんかじゃないでしょ。あなた、6年間頑張ってきたじゃん。」
涼「うん。がんばってなかったらジャニーさんHiHiに入れたいなんていいださないよ。ずっとがんばってたからこそでしょ。」
あなた「…そっか、、」
蒼「俺からしたら、あなたちゃんは報われて当然だと思いますけど。どんな扱いされてもずっと変わらず頑張ってて、ほんとすげーなこの人って。思ってましたから。」


そんなふうに、

思ってくれてたんや。





龍「裏切るなんて、思う必要ないですよ。それに、関西ジュニアのみんなも、あなたちゃんが活躍するのは嬉しいと思う。藤井くんが言ってたあなたちゃんがドリボ決まったの、関西ジュニアみんな喜んでるって流星くんが言ってたって。」
あなた「そうやったん…?」

優「あなたちゃんの行きたい道に行くのが、みんな1番嬉しいと思いますよ。やっぱり関西がいいって思うなら、関西に帰ればいいし、俺らと一緒にやりたいって思ってくれるなら、一緒にやりましょうよ。」
あなた「…そんな、いいのかな。自分勝手じゃ、、それに、みんなの気持ちとかもあるし。」
瑞「自分勝手でもいいでしょ。迷惑はかけてないんだし。今まで散々振り回されてきたんだから。それと、俺らもあれからいろいろ話したし最近も話し合ったけど、あなたのこと、いつでも待ってるから。」


あなた「っ…!」




どうしよ、

なんか、泣きそう。

涼「あなたは優しすぎるんだよ。もっと自分の気持ち大事にしなよ。」

優「…悩んだら、いくらでも話聞きます。」
あなた「ありがとね。やっぱ、HiHi好きやわ。みんなほんま優しい。HiHiと一緒でよかった。」


5人となら、

やっていけるかな。





1か月、

乗り越えられそう。

____________________________



それからの一週間は、

ほんとうに濃い時間だった。



大変だった

もうやだって思ったりもした


だけど

HiHiのみんなと過ごす時間は楽しくて



早く並んで舞台に立ちたいって思った。


だけど、

6人でいるとき、



毎日毎日頭をよぎるのは、

関西のみんなだった。












やっぱり関西が大好きで、

可能性、信じたくて。


諦めたくない。




けど…

ずっと状況変わらんかったらどうしようって、



そんなこと思うと、

めちゃくちゃ怖い。






昨日、


わたしのもとにジャニーさんがやってきて、


HiHi Jetsどう?って。





入る気なった?ってことやと思う。


…迷うも何も、

ほんとは一回断ってんねんけどな。







考えるの辛すぎて、

もうジャニーさんが決めてくださいって

言っちゃったりもした。



だけど、


" あの時は自分で決めたのに? "って

なんも言えんかった。







優「あなたちゃんっ、」
あなた「ん?」
優「もう行きますよ?」
あなた「…うん。」


今日はいよいよ初日。

初日でつまづいたら、

きっとずっと引きずる。



絶対成功させな。


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