そろそろ起きなきゃな…
って、
「ジョングガ!?ぁんっ、」
「おへようございまふ〜、」
テヒョンジュニアをスウェットの上から甘噛みしているジョングク。
「バカっやめて、本当に!」
「なんでぇ?テヒョイヒョンのテヒョイヒョン、おっきくなってきたよ?」
「生理現象だよバカ!!」
なんとかしてジョングガを退かそうとするが、なかなかうまくいかない。
ジタバタともがいていると、
「いって!」
「…あ」
俺の膝がジョングガの頰にクリーンヒット。
突然甘噛みをやめて俯くジョングガ。
どうしよう、これちょっとヤバそう。
「…テヒョイヒョン」
「いや、お前が悪いんだろ!?お前が、」
「…泣かす」
は!?
「ちょ、やめ、んん、んあっ」
「膝で蹴ることないでしょ」
「おまっ、えが…はっ、どかない、からだろ、あぁっ」
スウェットの上から乱暴に股間を揉まれる。
粗雑な愛撫だろうとジョングガの手ならば反応するくらいには可愛らしい身体してるよ、俺。
「やだ…って、あぅ、」
「もう今日は直接触ってやんないです」
「グガッ、あ、あ…」
「パンツの中ぐちゃぐちゃにしてやりますよ」
「まって…っ」
俺は正当防衛しただけなのに。
なんて仕打ちだ。
「触って、直接…触って…!」
「いやですよ、このままイっちゃって下さい」
両手を使って器用にこねくり回される。
俺の弱いところを知り尽くしてるもんだから、いくらスウェットの上からだとはいえ結構感じちゃう。
「ひんっ、ひぁう…ゃあ…」
「ねえテヒョイヒョン、朝だしさ、なんかエロいこと言って」
は?朝とか関係なくね?
「んっ、ぅ…んん…ぁ、いや、だ…っ、はぁっ…」
「いいんですか?言わないとマジでパンツの中でイかせますよ?」
それも嫌だ…。
パンツ洗ってるとこヒョンたちに見られでもしたら絶対にからかわれる。
「グガッ、ぁん…ジョングガ…!」
「なんでもいいですよ?ヒョンが考えたエロいセリフ言って?」
そっちの方が嫌なんですけど。
まだこれ言えって言われた方がマシ。
「あん、あん、あっ、あっ」
「ほらほら…言わないと。マジでパンツの中でイく気ですか?」
「いやっ、だ…いやだ…!」
「ね?だったらなんか言って」
何?何言えばいいの?
朝、あさ…?
…よし。
言ってやろうじゃないか。
俺はパンツごとスウェットをずり下げて、ジョングガに向かって脚を開き、肘で身体を支えて腰を上げた。
「テテ、の…」
「え?なに」
「テテの…搾りたてミルク、召し上がれ…?」
「…!!!」
ただでさえデカい目をかっ開いて、口をパクパクさせてるジョングガ。
へへん、どうだ。
まいったか、
「いただきます」
「へ…、ジョングガ、あああんっ!」
パクッと自身を咥えられ、根元から一気に吸い上げられる。
「ひああぁっ、あっ、あぅ、んああっ、やぁ、やめてぇっ」
やばいやばいやばい、無理、イく…っ!
「はぁっ…、」
ジョングガの咥内にあっけなく発射。
ゴクリと全部飲み込んだが、下唇をペロリと舐めながら、
「…ごちそうさま」
だってさ。
くそ、ムカつく。
そのままベッドを降りようとしたジョングクの服を引っ張って、乱暴にベッドに寝転がせた。
「テヒョイヒョン、」
「お前の特濃生搾りも飲ませろ」
パンツごとズボンを引き抜いてグガ自身を咥えた。
ニヤリと笑う奴の顔は、ムカつくから見なかったことにした。
Fin.
読んでくださりありがとうございました😭
次回はヤンキーものって言ったんですが今度にします🙇♀️ 次回もお願いします🤲
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。