あれ?頼られなくなった?
前は、
一人一人が意見を言い合って
俺やLIKIYAさん、陣さんがまとめて
山彰さんや瑠唯さんたちが見守って
しょうへや北人が盛り上げていく。
そうやってRAMPAGEはやってきた
手紙はその後も続いた
しょへと二人、コンビニに向かった。
途中から視線を感じた、
憎悪がこめられた視線を。
振り向くと若い女の子が立っていた。
キッと俺を睨み付けていた。
たびたび続いた。
日に日に悪化し、視線も常に感じる
ようになった。たぶんファンだろう
と思う子が俺を睨んでいるのを
たびたび見た。
そんな日々のなか、
ついに俺の体は悲鳴をあげた。
今日もレッスンかと思っていたとき
声が出なくなった。
声を出そうとしても喉の奥がつまった
ように苦しく嗚咽しか出ない。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!