「 しめ〜〜おはよ〜〜〜〜 」
七五三掛「 おはよ 、
朝ごはん作っとくから顔洗っておいで 」
「 はーい 」
七五三掛「 はい 、!! できた! 」
「 うわぁぁぁ すげぇぇぇ 」
七五三掛「 料理やっといてよかったよ 」
「 なにからなにまでほんとありがとう 」
七五三掛「 俺も今日仕事で 、
現場まで送れないけど大丈夫 ? 」
「 うん 、!!大丈夫!!! 」
七五三掛「 ご飯食べたらヘアメイクしようね 」
「 たのしみ ♡ 」
七五三掛「 はい!今日は少しゆるめに
巻いてみたけどどう? 」
「 かわいい!! 」
七五三掛「 メイクもね女の子っぽくしてみた 🎶」
「 ありがと!!しめだいすき!!! 」
七五三掛「 いきなり抱きつくな 笑
仕事遅れるよ !! 」
「 はーい 笑
でもほんとにありがとう !今度お礼するね 」
七五三掛「 じゃあいちごのショートケーキ
食べたい !! 」
「 おっけー !!今度作るね!
いってきまーす!!」
七五三掛「 行ってらっしゃい!! 」
…… 誰かに付けられてる 、
?「 おねーさん 、」
「 だ 、だれですか 、、? 」
?「 こーゆーのやってる人だけど 」
名刺を渡され見てみると 、
風俗の経営者の 竹内という人だった 。
竹内「 君もここで働かない ?
そこそこいい身体だから沢山稼げると思うけど 」
「 …… なぜ私に声を 、、 」
竹内「 いやーだってジャニーズのアイドルが
うちで風俗嬢やってるってなったら
儲かってしょーがないわけ 。」
「 私には大切なメンバーがいます 。
ファンの方だっています 。」
竹内「 そうかな ?君へのアンチは酷かったけど 」
何も言い返せない自分が憎い 。
竹内「 それにさ 、働かないなら
これ週刊誌にでもリークするけどいいの? 」
そう言われて見せられたのは
しめの家に入っていく私としめの写真 。
仲のいいメンバーとはいえ 、一般的に
カップルに見えてしまう写真だった 。
「 …… 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。