第33話

33話
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2021/06/16 09:10

あなたの下の名前side





あれから2週間…





おしゃべりできるようになったものの、




なーんにも進展がありません、!






メイク変えてみたり、
それなりに頑張ってはいるんですけどね、




あんまり効果がないみたいです。





困りました、。







『はぁぁぁあ』




ひより「深いため息ですねお嬢さん」




『なんで気づいてくれへんの?こんな色々してんのにさ、』




ひより「うわぁその言葉数週間前のあんたにそのまんま返したいわ」




『まぁそんなことはどうでもいいけど次は何したらいいかなぁーー』





ひより「どうでもいいんだ」




『難しいことはわかりませぇーん』




ひより「はいはいそうですかー、今日も進展なし?」




『うん…』






ひより「そっかー、西村もなかなかやね」








『てかひよりは最近いい人いないん?』










ひより「あ、実は…彼氏できました、」








『はぁあぁあ!?え、いつの間に!?え、誰!?てかなんで言ってくれんかったん!?』






ひより「いや、言おうとは思ってたんだけどね?その、深田のことで色々あったみたいだから言うタイミング見失っちゃって…」





『あー…で、誰なん?私知ってる人??』















ひより「……道枝先輩」






『え、えぇぇぇえ!!まじ!?すごすぎるんですけど!』




ひより「私もびっくり笑」










道枝先輩いつの間に…


すごいなぁ、












ガラッ





道枝「ひよりー」






ひより「あ、先輩!」






『あ、ちょ、先輩!』




道枝「おー!あなたの名字さん!」




『あ、あなたの下の名前でいいです!ていうかほんといつの間にお付き合いすることになってたんですか!』




道枝「あなたの下の名前ちゃんね笑 んーと、もう真っ正面からアタックした笑」




『いやぁさすが先輩です…』







ひより「え、なになに?そこ何繋がり?」




道枝「ひよりのこと気になりはじめた頃に、あなたの下の名前ちゃんに相談したんよね」




『そうそう』




ひより「あー!あのときか!」




『思い出した?まぁ、言っても何も力になれてないんだけどね、笑』




ひより「私のことだったんか、なるほど笑」



道枝「そそ笑 てかあなたの下の名前ちゃん、ひよりから聞いたよ、あの子のこと好きなんだって?」




『あ、そうなんです…でも全然気づいてくれへんくて、困ってます…』





道枝「あーら、お互い鈍感なんだ」




『いや、私結構色々してると思いますけどね、!』





道枝「まあ西村くんなら大丈夫でしょ笑」




『だといいんですけど…』




道枝「がんばって!応援しとるから!」




『えぇありがとうございます、!!がんばります!』




道枝「うん!じゃあ帰るね!ひより行こ〜」




ひより「はいはい!あなたの下の名前、じゃね!また明日!」




『うん!ばいばい!』












しゃーない、1人で帰りますか、






あ、先生に呼ばれてるんだった




職員室行かな


















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