第110話

❄️
10,912
2021/09/23 03:02







電話の向こうから聞こえた



弱々しい女性の声








(なまえ)
あなた
  💭ナユさん、、なの?  











と、思っていると



急に立ち上がって部屋を出ていくテテ












私はただ唖然と



その後ろ姿を見送ることしかできなくて、、





静まり返った寝室にひとり 。


















『今行くから』








あんなに焦った様子のテテ、、


初めて見た、





















まだ間に合う


何もかも上手くいってたあの頃に、戻れる








一瞬でも、そんなこと考えてた自分が


バカみたい、ㅎ






















きっと今頃、








私には絶対見せない本音の顔で、

優しい声で






ナユさんに言うんだ、














(なまえ)
あなた
  お粥、、冷めちゃったじゃん、ㅎ  

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