第12話

具合が悪かったら【GENE】
3,231
2018/09/04 11:48
小森隼

「…あなた、どした?」

『…え?…なにが?』

「具合、悪いんでしょ。無理しないで」

『大丈夫だって』

「…大丈夫じゃない、俺が。心配で仕方ない」

『はやと…』

「ほら、ベッド行くよ」

ーシンパイー




白濱亜嵐

『…ごほっ、ん、』

「あなた〜…大丈夫じゃない?」

『なにその聞き方』

「だってあなた、大丈夫?って聞くと絶対大丈夫って言うからさ」

『…喉が痛い。咳が出て辛い』

「よし、素直になった!じゃ、早く治してまたお出かけしよ?」

ースナオー




数原龍友

『りゅーと…熱ある…』

「え?っは?!なにいってんの!だいじょうぶ!?」

『そんな、焦んなくてもっ…はぁ』

「うん、わかった。わかった。まって、うん。落ち着く…」

『いいよ。ちょっと、休んでくるね』

私は部屋に行った。

ほんとにだるくて辛い…

やっぱり、龍友に来てほしい。

「…あなた〜?入るよー」

『りゅうと!』

思わず龍友に抱きついてしまった。

「ごめんな、さっきは。…でももう大丈夫や。僕がついてるで」

ーダイジョウブー




中務裕太

「ゆうた…なんか、ぐあいわるいかも、っ…」

『あなたっ!』

「…あれっ?」

『あ、あなた、起きたんか。さっきな、倒れたんやで』

「そっ、か」

『ほんと、焦ったで。…あなた、よかった』

「え?泣いてるの、裕太?」

『…うん、ごめん。俺がちゃんとしなきゃなのに…』

「大丈夫だよ。ありがと。」

『…布団、俺も入る』

「いーよ」

『あなた、ずっと側におってな』

ーソバニー




片寄涼太

「あなた〜、熱、測ってみ」

『…うん。』

「ほら、やっぱり。あなたは頑張りすぎるからな」

『…うん。』

「ちょっと、休も。」

そう言って、ふたりは寝室に行った

「よいしょ、」

『えっ、涼太も布団入るの?移っちゃうよ…』

「いいの。…あなた大好き」

『んっ…ちょっと、キスはだめでしょ』

「あれ?あなた、顔真っ赤じゃん。熱上がった?」

『もー、涼太のせいじゃん!』

私は涼太の反対側を向いた

「ごめんって。…でもほんとに大好きだよ」

ーダイスキー




佐野玲於

「…ねぇ、なんかあなた、顔赤くない?」

『えっ、そうかな。なんだろ』

「熱、あるんでしょ。とぼけないで。ほら、はやく熱はかって。」

『うん…』

「は、?ありえない。何この数字。」

『大丈夫だって。40℃ないし。』

「ね、こっちは本気で心配してんの。頼ってよ」

『…ごめんっ』

「俺も必死なの。…焦ってんの。」

『…れおー、暑いよー?そろそろ離してくれても…』

「うん、とりあえずこのまま寝よ」

ーヒッシー




関口メンディー

『…うわっ、ねぇ、熱あった』

「えっ?!大丈夫?!ちょっと休んだほうがいいよ」

『うん、そうする』

「なんか、ほしいものある?」

『んー、特にないかな』

「じゃあー、」

『ほんと、大丈夫だから…』

「…ゴメンディー!」

『ふふっ、元気でた…ありがと』

「どういたしまして〜」

ーゲンキー

プリ小説オーディオドラマ