第3話

女の子の日だったら【GENE】
4,846
2018/09/03 05:25
小森隼

「あなた、なんか元気ないね。どうしたの?」

『…なんでもないよ』

イライラして、いつもみたいに返事ができない

「…気付かなくてごめん、僕に当たっていいから
楽になってほしい」

ーラクニナッテホシイー




白濱亜嵐

『あらん…お腹痛い…』

「えっ、大丈夫?トイレ行く?」

『…そっちじゃないよ』

「あー、ごめん。」

そう言ってエアコンの温度を上げてくれる

『何か、してほしい事あったら、言って?』

「じゃあ、ぎゅって、して?」

そう言われてあなたを抱きしめる

「…苦しいんだけど」

『はやく良くなってよっていう想いを込めてるの!』

ーハヤクヨクナッテヨー




数原龍友

「なぁあなた、今日、あの日やろ」

『えっ、なんで分かるの?』

「いつもあなた見てたらわかるよ」

『そっか。…今回は結構ひどいかも』

「じゃあ、いつものな」

龍友はいつものスープを作ってくれる

『ありがと。温まる。ちょっと良くなったかも』

「…愛してるよあなた」

ーイツモノー




中務裕太

『ゆうた、ちょっとその雑誌とって』

「…?いいけど…あ、そっか」

『ごめんね…ほんとに…』

感情の変化も激しくて、ちょっとの事で涙が出てくる

「あなた、大丈夫や、そんなに迷惑かかってないし」

『うん…』

「あなたに頼ってもらえるほうが逆にうれしいしな」

ーギャクニウレシイー




片寄涼太

「はい、これあなたに」

『…ありがと』

そう言って涼太は毛布を渡してくる

何も言わなくても分かってくれて、

何も言ってこない。

これも涼太の気遣い

「あとはー、」

『えっ、涼太?』

「暖かい?もっとぎゅってしようか?」

『…ありがとう、ほんとに大好き』

「俺はいつも通りにしただけだよ?」

ーイツモドオリー




佐野玲於

『…カレー食べたい』

「何急に。いまご飯食べたばっかじゃん」

『あ、あとチョコも』

「…太るよ?」

食欲が止まらなくて困ってる

『ねぇ玲於助けて…食欲止まらないんだけど』

「…俺でも食べたら?」

『えっ…』

優しくキスされる

「…食べていいよ?」

ータベテイイヨー




関口メンディー

『あー、イライラするー』

「もーそんなに怒んないで〜」

『だって、しょうがないじゃん!』

「…ごめん。」

私だって悪いと思ってる。

いつもあたっちゃう

『ごめん』

「よし!じゃあ今日は一緒にご飯作ろ!」

『いいの?』

「だって、好きでしょ?」

ースキデショー




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