第19話

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2020/09/23 14:40

そして、お祭りの待ち合わせ時間。








女子はみんな浴衣で来ることになった。




ちなみの男女4人ずつできました。





「よーし。みんなそろったし行くか。」


「なに食べよー」


「わたしやきとりー」


「ゆいちゃんおじさんみたい」






「桧山は?」


「わっ浦田くん。うーん……。わたしはまだお腹減ってないんだけど………あ、」






目にとまったのは、スーパーボールすくい。






ザバァッ!





「あー!破けちゃった……」


「まじ?」


「桧山ちゃん下手だね」


「うらさん、おれら食いもん買って来るわー」


「いってらー」






どうして、とれぬ………




「おかしいな……?なにがいけないんだろう……?ど、どうしよう……あと一回で終わっちゃう」


「………どれが欲しいわけ?下手すぎてわかんなかった」


「え?あ、えっとあの半透明っぽいピンクのきらきらしたやつ」


「りょ」








______



「ハイ残念だったねー。1個だけすきなの手で取っていいよ」





「…………」


「……ぷ」


「笑うなっ」


「ごめ……っだって、わたしに下手って言っておいて浦田くんも全然とれないんだもん」


「わ、わるかったなー」


「…でも、うれしかったよ。ありがとう。」




「……どーいたしまして」





side sara




「日向さんっ射的でこれ当てたっ!ぷーすけのぬいぐるみ、かわいくない?」


「かわいい。というか、大きい」


「でしょ?あげるー」


「えっ…ありがとう」






……………。






_________


『えーっとモチーフの造花だよな。どんなの描きたいの?』


『……ぷーすけくんが居る。一ノ瀬先生すきなんですか?ぬいぐるみあるし……。』


『も、…もらいもの』


『うそ。すっごくびくってしてました。』


『…えーっとどこにしまってけな……』


『……ふ』


『……笑うなよ』












「……日向さん?」




は……。


思い、出してた…。







「あ…………ううんなんでもない。」




「…浴衣似合っとる」


「……3回目だよ」




「…だって何回も言いたくなるんやもん」






…うれしそう………。





「な、なんちゃって!え、えーとおれ飲み物買って来るわ!」





………坂田くん顔真っ赤だったな…。

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