第30話

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2020/09/29 13:24

今日は、病院に寄ってから学校にきました。







途中から入るのって少し緊張するな……。







「お、おはよー」


「桧山ちゃんー!」


「あなた~」







今の時間は丁度自習だったみたいで、うちのクラスは無法地帯となっていた。






わたしが入ってきたのと同時にクラスの人は、わたしを囲んだ。







「おはよー。足だいじょーぶ?」


「うん。大丈夫」


「うちのクラス総合優勝したよ!」






「はっそーだっ!」






突然叫んだクラスメイト。









び、びっくりした……。











「あの、桧山ちゃんをおんぶして走り去ってった少年だれ!?」


「あ、私もそれ気になってたー」






「え、えぇ……えっと…」









…なんか答えるのつらい……。










「1つ年下の……幼なじみだけど…」


「キャー!」


「カッコよすぎじゃない?」





「___……。」










side Urata






授業が終わって、廊下を歩きながら考えてた。







女子に聞かれてつらそーに答えてたな……。

桧山。








あの、くそガキ。って1コしか変わんねーけど。











…ん?あれって



噂をすれば。








前からゆーくんとそのお友達が来た。










目が合い互いに立ち止まる。







「え?知り合いなん?」






お友達が聞く。









「………。知らない」









は?









ダンッ



ゆーくんは、また歩き出そうとするから壁に足をつき、行く手を阻んだ。






壁側を歩いてたのが悪い。









「……自分のことが好きだった女が、他の男にとられて惜しくなっちゃった?」












さぁ、オレの挑発に君はどう返す?

桧山を1番に思ってるのはオレってこと、さっさと認めれば楽になるのにね。

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