あなたside
母「学校遅刻するわよー !」
そう言ってお母さんが起こしに来たのは7:50 。
いや … ばりっばりの遅刻じゃん 。
『やばいやばいやばい遅刻する〜 !!』
私は学校までの道のりをもうダッシュで走っていた 。
すると後ろからチリンチリンっていう
自転車のベルの音がした 。
?「やっほ !」
『 … 岩橋くん !!』
そう 、ベルを鳴らしていたのは生徒会長と
デキている岩橋くんだった ((
玄樹「遅刻しそうなの?後ろ乗ってく?」
『え 、でも … 』
誰かに見られたらめんどいしなぁ … 。
玄樹「遅刻したら反省文5枚」
『乗らせていただきますありがとうございます((』
反省文はつらみ 。お言葉に甘え用ではないか ((
玄樹「飛ばすからしっかり腰に手回して 」
『ういっす』
玄樹「よし行っくぞ〜 」
… はっっっっやああああああ !!!
『はやいはやいはやいはやい !』
玄樹「えーなにいってんのー?
なんもきこえなーい」
『はやいってえええええ !!』
玄樹「もーすぐつくよーっと 。
はい 、ついた !」
『し 、死ぬかと思った … 』
玄樹「こんなんで死んでちゃダメだよ 笑笑」
キラキラ顔で言う岩橋くんの後ろに
呑気で歩いている黒髪関西弁を見つけた ((
『永瀬 !』
廉「おっ 、あなたと … えーっと 、そう !
いわばしくん?」
玄樹「 … いわはしです 」
廉「あっそーそー 笑
てか2人とも遅刻しそうだったん ?」
『めっちゃギリギリで間に合った …
" キーンコーンカーンカーン "
ほら !!!』
話してる最中に予鈴のチャイムが鳴った 。
玄樹「あなた!先に生徒会室行こ」
私はいわはしくんに連れられて生徒会室に向かった 。
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不器用彼氏と鈍感彼女っていう小説書き始めました !
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。