第10話

じ ゅ う
306
2019/01/05 03:24

重岡居ないとこんな静かなんや









しかも、いつもより鋭い視線があちこちから









なんやろ









女子 「 ねぇ 」










え、だれ← 同じクラス









『 なに? 』










女子 「 アンタが重岡くんと一緒におったん?

アンタと居る時に事故にあったんやろ 」










は?









この突き刺さる視線はそういうことか









『 昨日は重岡とは一緒におらんかったけど 』

女子「 嘘や。目撃情報もあるんやで 」










意味不 ぅぅぅぅぅ

一緒におらんのに目撃されてるって

どういうことやねん←









『 でも、私昨日は… 』

女子 「 重岡くんに近づかんといてくれる? 」










アイツが近づいてくるじゃぁぁぁぁぁ

私は離れたいと思ってんねん。うん。←









『 うん、いいよ 』

女子「 お見舞いも行かんといてね 」









え、濵田との約束は?

明日行こうって。重岡にもまた明日って

言っちゃった。←そこ。









誰かと思えば、昨日の女子か。

戯れてる。









ああ 私 反感をかったんやな、
『 でも、お見舞いは…友達やし 』

女子 「 近づかないってそういうことやろ 」









違うわ。


重岡は近寄りたくないくらいうざいけど

友達やし、










『 それは出来ひん 』

女子 「 は? 」

『 友達やし、』

女子 「 私たちが行くからええのッ

とにかく来ないで 」










あ、行けへんくなってもうた。









重岡、ごめん。









早う退院してな。









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