「 あなた、俺のテスト勉強は!? 」
『 え、それ私おらなあかん? 』
「 もちろんッ 」
『 でも、濵田家ダメなんやろ? 』
「 だって汚いんやもんッ! 」←
『 バイトやし。 』
「 じゃ、終わったらあなたの家行く。 」
コイツ… 自分の宿題くらい自分でやれや。
『 ん。わかった。』
「 よし、待ってるからバイト頑張ってな 」
『 濵田の応援、やる気出てこおへん 』
「 また〜ぁw 、苗字に戻ってるし! 」
重「 あなたてさ、濵ちゃんに
あたりキツイけど結局言うこと聞くよな」
『 まぁ、全部じゃないけど 』
「 だって俺の事大好きやもんなッ♡♡ 」
『 口の中 石敷き詰めるで 』←
重「 え、いつから知ってるん? 」
『 産まれた時。』
重「 えッ?産まれた時? 」
「 あなたのお母ちゃんと
俺のお母ちゃん部屋が隣やってん。」
重「 そやから、ずっと一緒なんや 」
『 そ。じゃ、バイト行く 』
バイト
恭「 先輩〜ッ♡ 」
『 バイトくらいちゃんとやってくれへん? 』
恭「 え〜ッ無理っス。隣に先輩いるんすよ? 」
『 だから何。』
康「 そやで、バイトは真面目にせな 」
康二ッ 2つ上やけどw←
『 恭平がちゃんとやらへん〜 』
康「 恭平またサボったんかッ! 」
恭「 ちゃんとやってますよッ!卍 」←
『 いや、卍の使い方。』
康「 あなた、これやってくれへん? 」
『 え、嫌。』
康「 お前後輩やろ!! 」
『 そんなん関係ない。』
康「 お前をそんなふうに育てた覚えはない!」
『 育てられてへんし 』
康「 まあなw 」
康二はいつも意味がわからない。
恭「 先輩ッ 一緒に帰りましょ〜 」
『 いや… 康「 送ってもらえ暗いから 」
康二ぃぃぃぃ
恭「 やったぁぁぁぁぁ 」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!